自分にやさしく
「ああ、今、自分、何だかすんごい雑に扱われているなあ」
そういうことが続くと、やはり自信は徐々に失われていくよね。
たとえその相手が僕のことをよく知らない人たちだったとしても。
でも、そんな風に自信を失っているときに限って、知人、友人から、まるで小さな花束のような、うれしいお知らせや励ましの言葉が届くんだよなあ。
その人たちは、僕が今、自信を失って、なんだか泣きそうな気持ちになっているなんて全く知るはずもないのにさ。
そして、そのたびに、僕は、
人間という生き物の面白さ、不可思議さを思い知る。
だって、同じ人間なのに、
ある人は、人の心を殺して、
ある人は、人の心を生かすわけだから。
そして、願わくば、僕自身も
出来るだけ
人の心を殺す人間ではなくて、
人の心を生かす側の人間でいたい
と思うのだ。
そして、そのためには、やはり毎日を雑に生きてたらダメなんだろうなあ。
とつくづく思う。
というのも雑な対応(仕事)をする人たちは、自分自身に対しても雑に接している=本当の自分の気持ちにフタをして毎日を何となくやり過ごしている人が多いような気がしてならないからだ。
自分を大切にできない人がましてや他人のことを大切にできるわけがないよね。
というわけで、僕も
人にやさしく
の前にまずは
自分にやさしく
を心がけて生きていきたいと思う。
ちなみに、この自分にやさしく、は
決して自分を甘やかすという意味ではない。
というか、多分、僕は真逆の意味のことを言っている。
だって、自分を甘やかす人は大抵、他人に対してはすごく厳しいからだ(特に自分より下だと思っている人に対しては)
一方、本当にやさしい人は、
自分にも他人にもやさしい。
そして、そのやさしさは、one way。
決して見返りを求めるなんてダサいことはしない。
あと、彼らは、福沢諭吉のあの言葉
天は人の上に人を作らず
天は人の下に人を作らず
を無意識に実践出来ている人だとも思う。
弱り切った僕に小さな花束をくれる人たちの顔ぶれを思い出すと、そういうことなんだなあとつくづく思う。
だから、僕もいつの日か、そんなみんなに小さな花束を送れるような人になれたらいいなあ、って本当に思うんだ。
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