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ボクもアイツも風来坊〜♪

昨夜も息子と湯船につかりながら、他愛もない話で盛り上がる。

典型的な親バカな僕は、気づいたら、彼の良いところをたくさん列挙して伝えていた。そして、その流れで、ふとなんとなく僕がずっと彼に聞きたかった質問をしてみた。

「じゃあ、今度は○○が思うお父さんのいいところを教えてよ」

彼は神妙な面持ちで少し考えた末に、次のように回答してくれた。

「頭がいいところと子供の心を持っているところかな。あと、ちん○こが大きいところ」

最後の一つは置いておいて(あくまで子供の感想です)

最初の2つは、さすが慧眼だな、と内心、舌を巻いた。

ちなみに、なぜ頭がよいかと思ったかというと、大人、子供に限らず、彼の哲学話に、現時点でほぼ唯一付いてこられる人間だから、らしい。

子供の心うんぬんは、大人げないという言葉に変換してもらえれば、きっとみなさんも納得してくれるだろう。

そして、彼がさすがなのは、褒めるだけじゃ終わらないこと。ちゃんと僕の最大の欠点についてもこんな風にきちんと指摘してくれたのだ。

「でも、お父さんは自分の心をちゃんとコントロールできないところがダメ。朝、すごい落ち込んでたと思ったら、夜には急にはしゃぎだして、一緒にいる僕たちは本当に大変なんだよ。あと2%くらいの割合で渚(大島渚監督みたいに急に怒り出す、という意味)にもなるしね…」

これまた的確すぎるご指摘に、思わず僕がヨコハマ、もといコウベを垂れていると、やれやれといった表情を浮かべながら彼はこう続けた。

「だから、お父さんの周りの人が心配で仕方ないんだよ。お父さんの相手は僕たちがちゃんとするから、なるべく友達は作らない方がいいよ」

そ、そっか〜。確かにそうかもしれないな。

そして、以前、あるnoterさんから、僕の記事(というか人生)が、まるでジェットコースターみたいだと言われたことがあって、ふとその言葉を思い出した。

彼女は決して否定的な意味合いでこの発言をしたわけではないことは分かっているし、僕にとってはこの生き方はむしろ普通なんだけど、普通は、ジェットコースターなんて、数年に一回乗るから楽しいものだよね。

だから、そんな自分に付き合わせてしまう、いや、みんなを振り回してしまうことがなんだか急に忍びなくなってしまった(いや、内心はずっとそう思っていた)。

なんて、他人のせいにしてるけど、本当のところは、そんな自分のことが好きになれなくて楽しくないだけなんだな。

だから、彼の言う通り、友達は作らず、今までどおり、その時々で、ふらっとみんなの前に現れて、ちょっと軽口叩いてたと思ったら、またいつの間にかいなくなっていた

そんなフーテンの寅さん的なポジジョンが僕みたいな人間には一番、性に合っているのかもしれない。

そんなわけで、突然ですが、人様の眼に触れるこのnoteで文章を紡ぐのもしばらくお休みをしようと思います。

もちろんこんな僕だから、どこかで文章は書き続けるし、またふらっとみんなの前にあらわれるかもしれませんが…。

じゃあ、みなさん、どうかお達者で!

とここまで書いたところで、まだ休むのを逡巡している自分がいる(苦笑)

それくらい、(少なくとも僕にとっては)かけがえのない人たちに巡り会えたと思っているからだ。

あと、話は変わって、最近、見かけなくなったKさんのこと。確かに今はいなくなったけど、彼は今も僕の心の中にデカい顔してどっしりと居座り続けているのを感じている。そして、そうあり続けるかぎり、彼とはいつかどこかで再会できる予感もしてるんだよね。





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