MacBookPro vs ChromeBook @高校
※雑談が長くなっています。2スクロールくらいで目次に飛べます。
最近ずっと机に向かって課題や勉強をしているため、若干体重が増えているのではないかと不安に思いながら過ごしている今日このごろ。
こんにちは Apple Teacher の人です。
GIGAスクール構想にコロナ禍が相まって中高生がスマホ以外のデバイスを使うことが日常の光景になってきました。
しかし、学校で使うパソコン、またはタブレットとして貸与されたり購入案内がくるデバイスのほとんどは ChromeBook なのではないでしょうか。
要は新しい種類のOSを積み込んだパソコンのようです。
OSがわからない人に関しては、「机で作業をする人」だと思ってください。
TECH CAMP 様にわかりやすい図があったので参考までに
多くの人にとって、初めたのパソコンが ChoromeBook となってきたかと思いますが、こう思った人もいるのではないでしょうか。
ということで四方山話が長くなりましたが内容です。
MacBook と ChromeBook それぞれの特徴
MacBook について
僕が愛用している MacBook は MacBook Pro の2020年版です。
メモリをちょこっと増強してある以外は何の変哲もないごく一般的なモデルです。
もちろん認定整備済み品。
ちょうど M1 Mac が発表される数日前に届き、もう少し待っておけば良かった!!!と嘆いた記憶があります。
そんなことは置いといて、
強み(メリット)
Apple アプリが使用可能
つかわねーよ。と思った方。まぁそれはそれで良いんですけど、これまで数々のアプリを使ってきましたが、Apple がデベロッパーのアプリは完成度と自由度が非常に使いやすいのです。
例えば Pages や Keynote、Final Cut Pro ですね。
これらはどれだけ学校で ChromeBook が普及しても最低週1でどれか1つは絶対使います。使用用途を書くと長くなるのでまた後日。とにかく高性能
単純に考えて、指2本で持てる俎板よりも薄い機会で簡単に映画が作れるようなマシンなんですよ、Mac ってやつは。そしてパソコン本体以上に、1.で書いたようにアプリも高性能。高性能なマシンが高性能なアプリを使うことで容易にクリエティブな作業ができるのです。
何言ってるんだか。。。
まぁとにかく高性能なんです。Apple 間のデバイスで連携ができる
前も書きましたが、まずは iCloud の存在です。Mac で作成した文書をそのまま iPad で閲覧したりできるのです。さらに、iPhone でコピーしたパスワードをそのまま Mac の画面にペースト!なんということもできてしまいます。AirDrop で友達の Mac から Pages のデータを自分の Mac に転送してもらう際も1秒です。軽い
Mac の軽さは衝撃的です。1kg ちょっとだったような気がします。これだけのことができる機械の重さがこの程度なのは17歳ながら技術進歩のすごさを実感する限りです。カバンに入っていても本当に軽い。安心のサポート体制
Apple Store には Genius Bar というサポートセンターのような場所が併設されています。万が一 Mac に不具合が起きてもここにいる天才たちが瞬く間に直してくれます。その速さったらないです 。自分もここに何度かお世話になりましたが、Apple デバイスのことを知り尽くしているプロたちでした。
弱さ(デメリット)
対応アプリが多くはない
価格が高い
ゲームは不向き
まぁこんなもんでしょうか。ネットから適当に拾ってみました。
使っている分には全く実感しないんですがね。
ChromeBook について
使っているのはこちら
強み(メリット)
バッテリーの持ちが驚異的
バッテリーはどうしても劣化はしていくのでずっと持つというわけではありませんが、普通に授業中のみ最低限の使用ならば自宅に持ち帰り充電するのは週1で十分です。
例えば Google Document の使用だけならば充電100%で13時間以上持ちます。耐久性が桁違い
僕はそんなことしませんが、頻繁に学校の机から ChormeBook が墜落している様を見かけます。おそらく iPad であれば幾許かの傷が絶対についているだろうと思いますが、ChromeBook はこの程度ではこわれません。
もっとも、外縁がプラスチックなのでそんなことで壊れられてはたまりませんが。ミニマリスト
ChromeBook とは大前提 Google Chrome のみを使うためのパソコンであります。故に、Chrome を使うための物以外は全て最低限なのです。特に顕著なのがストレージです。Apple などではもう 128GB が最低ラインであることが主ですが、自分の使う ChromeBook は 16GB です。
まぁこれで十分なのですが。Google Workspace との相性抜群
学校では Google Workspace を導入している場合が多いです。特に Google Document や Google Slide、Google Classroom を使う場面は非常に多いです。OS のデベロッパーとアプリ開発者が同じなので、そりゃサクサク動くし使いやすいわなといったところです。安くて管理しやすい
日本の公立学校が ChromeBook を一気に大量に導入できたのが理由ですよね。安価ですし、なにより制限を設けやすいんですね。
弱さ(デメリット)
重い
最低限のスペック
トラックパッドがちゃっちい
これらは使う上で困ることが多々ありますね。
学校の環境
学校で使うツール
学校で最も使うものは Chrome です。
具体的には Classroom 経由で配信される、Document と Slide です。
あとは自明ですが検索エンジンとして Google 。
逆にこれ以外使うものといえば Canva 程度でしょうか。
※個人的に Canva の苦手意識が強くあまり使ってはいませんが…
ネットワーク環境
これが厄介です。
上記で紹介したツールはいずれもオンラインで操作することを前提としています。故に、Wi-Fi が未接続ではあまりにも面倒が多いです。
学校という場所柄共同編集機能を甘んじて使うことが憚れるものはあまり好まれません。
そして学校では私物のパソコンを始めデバイスを学校のネットワークに接続させることはほぼありません。
教員間のICT格差
ありがたいことにこの note を教員の方々にもご高覧頂いているということで、炎上の原因となりかねない言葉は慎みますが、事実として教員間のICT格差には無視できないものがあります。
つまり、学校で買わせているパソコンですら、全先生が指導できるではないのです。
もちろんICTの鬼もいますが。
結論
ここまで記述があればわかると思います。
学校に限定した場合、MacBook Pro vs ChromeBook は ChromeBook の圧勝です。
やはりどれだけ素のスペックで圧倒していようが、学校で使う以上は ChromeBook の方がどこをとっても利便性は良いのです。
言い換えれば、自宅で作業する際は MacBook と ChromeBook は互角です。
つまり、高校に入って、ChromeBook も買うなり借りるなりするけど、MacBookも!と思っていた中学生諸君、宝の持ち腐れになる可能性が8割です。
では残り2割は有効活用できる可能性があるのか。
はい!あります!(ここではなぜかは省きますが、今度書きます)
2台持ちはアリ?
なしではない。が、費用対効果が芳しくない。
としか言えることがない…
MacBook を7年程度使った自分の感想
やっぱりなんだかんだ最強のパソコンです。
私物で買うなら絶対これを買います。
すべてのことをここまで手広く成せるのは最早奇跡です。
7年使った感想が3行だけかよとかは言わないでください。
ChromeBook を4年程度使った自分の感想
悔しいかな、Chrome を使うならこっちの圧勝です。
Document 然り、Google 検索然り、そこの操作性は抜群です。
つまるところ
MacBookPro vs ChromeBook という目を引く(の?)タイトルで書いた割にあまり特筆したことを書けませんでした。
もう少し話に具体性をもたせられると良いのでしょうが、いかんせんこの note をまとまって書く時間がそうそう取れず、5,6分書いては次のことをやっている毎日です。
精進します…。
もうぼちぼち高校に入る準備を始めている人もいるのかしら。
僕が愛読している note のライターの人(本職は教師(だと思う))が面白い記事を出していて、要約すると今年高校に上がる生徒は、GIGAスクールの制度をすべて受けてきた学年のようで、そんな人達を果たして今の学校は受け入れ、その能力を伸ばすことができるのでしょうか。
高みの見物を僭越ながらさせていただく次第です。
ではでは。