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#25 大事なことはふとした時に思い出せるものだとわかって安心した日(育児)

今日は東京あそびマーレに初めてお出掛け。
久しぶりにワンオペから解放されたことで、ムスメと一緒に自分自身も楽しく遊べた1日に、ふと思い出したことがあった。

わたしはムスメが背中を見続けたくなるような、そんな母親になりたいんだった。
職場で言うなら率先垂範。行動で示す母親に。

ムスメと一緒にすべり台で遊んでいたらふと思い出したのだ。
イヤイヤ期真っ最中の日々。
いかに毎日をスムーズに進行するのに精一杯ですっかり忘れていたのだった。

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あそびマーレの動画に絶対映るビニール製のすべり台。
ぼよんぼよんするビニール製の、すべり台に行き着くまでにくぐったり登ったりくぐったり登ったりするやつ。

必死に急斜面をよじ登る2歳8か月のムスメの姿に、最初はいつでも支えられるよう下にスタンバったり、横に並んで登ったりしていた。
ところが午後になるにつれ、周囲が小学校低学年の子だらけになったため、わたしも悠長に下で待っていられなくなった。
しばらく様子をみていた感じでは、慎重派のムスメはどうやら落ちそうにない。落ちそうになったら引っ張りあげてもいいなと思い、ムスメには構わず、さっさと1人で登ることにした。上で座ってムスメを待つという寸法である。

そうしたらどうなったか。

「もう1回!」
ムスメはさらに楽しそうにすべり台に向かうようになった。

「ママには負けないお!」
わたしの目を見て宣言してきた。登るスピードが速くなった。

「ママに負けちゃったー(笑)」
1番にこだわりのあるムスメ。負けるといつもは泣いて拒否するのに、今日は楽しそうにしていた。

今回は文字通り「背中を見せた」ら、思いのほか良い反応だった。
そうしたらはっと思い出したのだ。
わたしは口と手を出す母親ではなくて、背中(行動)で示す母親でありたいと思っていたことに。

ありたい姿はいつも心の中に持っておいた方がいい。
でも日々に追われて忘れてしまうこともある。
でも一度思い描いたありたい姿は、ふとした時に思い出せるものだとちょっと安心した今日(まぁ忘れないに越したことはない)。

ムスメとたくさん笑い、ムスメの成長に夫と一緒に感心し、大事なことを思い出した。
とても良い1日だった。

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