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人間のなかにある毒。
おはようございます。
連休は、
実家でバーベキューしたり、
近くをぶらっとしたり、
ゆっくり過ごしました。
今日は、絵本のはなし。
最近は、絵本を借りることもほとんどなくなりましたが、
私が絵本がすきなので、
図書館に行ったときに気になった絵本があれば借ります。
私ひとりで楽しむのはもったいないので、
声に出して読んでいます。
聞いているか聞いていないか分からない感じですが、
気になったら聞いてくれたら、、、っていう感じです。
最近、子どもが気になって聞いてくれた絵本、
「毒もみのすきな署長さん」 / 宮沢賢治
簡単にお話を書いておくと、
「火薬を使って鳥をとってはなりません、
毒もみをして魚をとってはなりません。」
という法律があるプラハにやってきた新しい署長さん。
毒もみをするものを捕まえるという仕事をする署長さんですが、
その署長さんは毒もみがすきでした。
そして、毒もみをしていることがバレて裁判にかけられ、
死刑されることに、、、。
子どもは最後、
悪いことしているのに、
なんでみんなが「感服」しているのか、
なんで死刑されるのに平然として笑っていられるのか気になったようで、
読み終わったあと、
自分で何回か読んで考えていました。
このお話、
感じること、
思うことは人それぞれだと思いますが、
とても、考え深いお話。
考える余地を与えてくれるお話、
とてもすきです。
人間のなかにある「欲望」
その奥深さとこわさ。
心のすきまをうめようとして、
その「欲望」で満たしている感じ。
人間が持っている毒(悪)
のこわさを感じる。
もしかしたら、
紙一重のところで、
行ったり来たりしているのかもしれないです。
今日はこのへんで。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
今日もよい一日を。
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せんべい、メロンパンクッキー、シナモンココアクッキー