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「パラレルワールド!ツインレイを求めて!」第26話
豪華客船の中はもっと豪華で驚いた!
港につくと、その豪華客船がとまっていた。
おーっ!なんてでかいんだ!まるで高層ビルを横にしたようなでかさだ!
船に乗り込み、これから約1ヶ月の旅に出る。
あ~ユカがいてくれたらな!1人でも楽しいのかな!?何か楽しい事探して過ごすしかないよな!!
そして、早速船に乗ると、その豪華さに圧倒された。
まず自分の部屋を探して、荷物を置いて船の中をあちこち歩き回った。1日ではとても回りきれない程広い。
ここでは一生涯暮らせるくらいの設備が備わっている。何でもある!まるで町だ。
一人旅だけど、退屈しそうもない。
この船で生活していると、何だかんだ顔見知りも増えてきて、知り合いになった人たちもいて、
少しづつだけど、楽しくなってきていた。
たまにユカにラインとか電話してみたけど、連絡が全く取れないでいる。
あの後、お母さんどうなったんだろう!?まさかお母さん亡くなって、電話にも出たくない状況なのか!?
何があったかはわからないけど、しばらくは、そっとしといた方がいいかもしれないな!
俺は自分にそう言い聞かせ、とにかくここでの旅を楽しもうと考えていた。
朝起きて、まずプールで泳いでから日光浴をして、昼食を食べて・・・!
夕方になると海を見ながらレストランで食事をした後は、バーで酒を飲む!
毎晩、バーでお酒を飲んでいると、色んな人に声をかけられるようになった。
その中の何人かの人とは友達になり、一緒に食事したり、プールでカクテル飲んだりゲームしたり、
パーティに出かけたりもした。
その中には俺好みの女性もいたけど、俺はユカを心のどこかで待っていたから一線を引いていたのだ。
一人旅なのに、なんかもったいない気持ちだ。
自分の部屋に戻ると、セミダブルベッドが2つ並んでいる!勿論もう一つはユカのベッドだ!
ベッドを見るたびに俺は、あ~早くユカ来ないかな!ユカに早く会いたいな・・・!
一人でもこんなに楽しいんだから、ユカがいたらもっと楽しいだろうな、なんて毎晩思っていた。
ユカとは連絡取れないまま、もうすぐ船の旅も終わる!
ユカは結局最後まで来なかった!
そして、明日は長い船旅も終わり家に帰れる!
だけど、ここでもう少し暮らしたい気持ちと、ようやく家に帰れるうれしさで、混乱している。
だけど、楽しかった!こんな経験できたのは、ユカのおかげだ。
早くユカに会って、土産話したいと思いながら、船の旅は終わった。
ありがとうございました。
続く!
「パラレルワールド!ツインレイを求めて」第27話|かずきっす (note.com)