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「大根の紹興酒漬け」〜切って干して漬けるだけ!中国酒営業マンのレシピ〜
中華料理店でたまに前菜やお通しとして出てくる「大根のシャキシャキした漬物」を食べたことはありませんか?食感が良く、ついお酒が進みますよね?今回はご家庭で簡単にできる「大根の紹興酒漬け」のレシピを皆様にご紹介いたします。
調味料のメインは紹興酒。
皆さんは紹興酒って飲み物だと思っていませんか?実は多くの中華料理には紹興酒が使われています。本場中国でも紹興酒(若い紹興酒である黄酒や老酒含む)は飲用より料理用の方が多く使用されております。アミノ酸が豊富な紹興酒は飲み物であり、料理酒でもあります。では早速、レシピをご紹介させていただきます。
【材料】
大根…半分
紹興酒…100ml
醤油…100ml
花椒(ホアジャオ)…適量
鷹の爪…適量
【補足】
紹興酒と醤油は1:1の割合になればOKです。
甘口がお好みの方は砂糖や蜂蜜を入れてみて下さい。
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【調理方法】
1 大根の皮を剥き、適当な大きさに切ります。
今回は幅1cm長さ5cm厚さ0.5cm位に切りました。
お好みのサイズでOKですが、あまり大きすぎると
干すのに時間がかかりすぎるので一口サイズをお薦めします。
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2 干し網で2~3日間干します。
風通しの良い日影がオススメです。
若干水分が残っている状態でOKです。
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3 タッパー(もしくは液漏れしない袋)に干した大根・紹興酒・醤油・花椒・鷹の爪を入れます。
大根が調味液に浸かればOKです。
調味液の量は調整してください。
タッパーの場合は大根全体が浸かるようにラップで落し蓋をします。
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4 一日程度冷蔵庫で漬ければ完成です!
そのまま食べても美味しいのですが、今回は妻が大好きなアレンジレシピも紹介します。
その名は「ハリハリ炒飯」(笑)
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玉子とご飯を炒めて、漬物の調味液・胡椒・花椒(ホアジャオ)で味付け、
最後に大根の紹興酒漬けと長ネギを加えて炒めればできあがり!
分量は全てお好みで(笑)適当でも紹興酒入り調味液のお陰で美味しく出来上がります。
シャキシャキ食感が残るので大根の紹興酒漬けの良さが引き立ちます。
残った調味液は炒飯の他に、野菜炒めや煮卵に使用してもおすすめ!
本格中華の味にぐっと近づきますよ。
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今回は豚バラの角煮・味玉・ミニトマトをトッピングしました。
キリンラガービール・紹興酒(古越龍山 金龍)との相性も抜群!!
ついついお酒がすすみます。
ハリハリ食感が癖になります!
妻も喜んでくれました(笑)
是非、ご家庭で作ってみて下さい。
紹興酒の癖になる旨味を体験していただけたら幸いです。
※豚バラの角煮・煮卵のレシピは過去に投稿した記事をご参照ください。