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継続の鍵は「例外を作らないこと」
継続するのって、本当に難しい。
何かを始めるときは気持ちが高まっているのに、それをずっと続けるとなると、話は別。三日坊主なんて言葉もあるくらい、続けることには特別な壁があるんですよね。
そんな中、「継続する技術」というアプリを使ってみたら、「これだ!」と思うような発見がありました。いちばん刺さったのは、「例外を作らない」ということの大切さです。アプリによると、たった一度サボっただけで、そのまま挫折してしまう人が本当に多いらしいんです。
数字を見て、ちょっとびっくりしました。一度休むと行動を再開できない人が69.1%、さらに再開したとしても30日以内に92.5%が諦めてしまうんだとか。この数字を見て、「あぁ、自分もそうだったな」と思い当たることがいくつもありました。
でも、忙しい毎日の中で「絶対に例外を作らない」というのも、なかなか厳しいですよね。急な予定が入ったり、疲れてしまったりして、どうしてもその日だけは無理…ということだってあります。そんなとき、アプリが提案してくれたのが「代わりにごく簡単なことをする」という方法でした。
たとえば、「5分筋トレ」を習慣にしているなら、忙しい日は「30秒だけ筋トレ」でもOK。「今日は本を読む時間がない!」と思ったら、1ページだけ読むとか。それくらい小さな行動でも、「継続」とみなしてくれるんです。この仕組みが本当に秀逸で、「やめてしまう」のではなく、「少しだけでもやる」という選択肢を残してくれるんですよね。
不思議なもので、たとえ30秒の筋トレでも、「今日も続けた!」という感覚が生まれると、自分への信頼感が少しずつ積み重なっていくんです。そして、その小さな信頼感が、次の日の「またやってみよう」に繋がっていく。この流れが、なんだか心地いいんです。
アプリを通じて感じたのは、継続って「やる気」や「根性」の話じゃないということ。どんなに意思が強い人でも、忙しい日や気分が乗らない日はあります。でも、そんな日でもできる「小さな行動」を準備しておくことで、継続のハードルがぐっと下がる。これは仕組みで解決できるんだな、と。
もし「継続が苦手だな」と感じている人がいたら、ぜひ試してみてほしいです。大切なのは、「やめない」という選択を続けること。それがたとえ小さな一歩でも、やがて大きな成果に繋がっていくのだと、このアプリが教えてくれました。
わたしも、今日も少しだけ続けてみようと思います。