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2023 年 7 月 6 日(木)〈10 年後に住んでいたいまち〉を考えよう

シン・住みよいつくばの会(「障害×提案=住みよいつくばの会」第 5 期)・第 3 回 ~2033 年にタイムトラベル!〈10 年後に住んでいたいまち〉を考えよう~
2023 年 7 月 6 日(木)10:00-12:00 @吾妻交流センター 参加者:22 名


■オリエンテーション(10:00-10:05)

・斉藤さんより、「シン・住みよいつくばの会」の趣旨と進め方の案内をいただいた。
2023 年
03 月 ・2033 年像を描く(「困りごと」から始めるのではなく、ビジョン=理想を描く)
05 月 ・テーマを定める(焦点を絞り、課題(〇〇を□□するには?)を設定する)
*以降、24 年 03 月まで、「声を集める(課題に対する「現状」や「解決へのアイデア」 を募る)」、および「他の自治体の事例を調べ、検討する」ことも並行して行う。
07 月 ・解決策を検討する・その 1(声や事例をもとに、解決の方向性を定める)
09 月 ・解決策を検討する・その 2(声や事例をもとに、解決策の具体化を図る)
11 月 ・解決策を検討する・その 3(声や事例をもとに、解決策の具体化を図る)
2024 年
01 月 ・解決策を検討する・その 4(声や事例をもとに、解決策の具体化を図る)
03 月 ・解決策を確定し、提案の骨子を作成する *この間、「声を集める(提案内容に対する意見を募る)」ことも行う。
05 月 ・提案内容を確定し、市民フォーラムを準備する
07 月 ・市民フォーラムでお披露目する
09 月 ・候補者への提案作業を準備する

参考:https://kx6vn.hp.peraichi.com/

■チェックイン(10:05-10:15)

・一人一言で「今日の期待」をリレーした。

■前回の成果をおさらいする(10:15-10:30)


・前回の成果をおさらいした。
前回は、「私たちの 2033 年像」実現に向けて、今後中心的に取り扱うテーマを定めた。 具体的には、カード群を 15 のカテゴリに分けた上で、5 グループ(各 4~5 名)に分かれ、 各グループが 3 つのカテゴリを担当して、メンバーを交代しながら、課題(〇〇を□□するに は?)を検討した。
あわせて、「解決策の検討」の順番の参考とするため、1 人 2 票でシール投票を行った。 その上で、第 3 回は「交流」と「情報」に関する解決策の検討を行うこととした。

■「交流」と「情報」に関する解決策の検討を行う(10:30-11:45)


・「私たちの 2033 年像」実現に向けて、「交流」と「情報」に関する解決策の検討を行った。

◇交流(1) 10:30-10:55

▶私たちの 2033 年像:
・福祉会館がある×2
・すべての家から徒歩または自転車で行ける範囲に交流センターがある
・すべての交流センターがバリアフリーになっている

▶2033 年像への課題: 便利に行ける範囲に、集える場・相談の場(バリアフリーの交流センターや福祉会館)がある状態とするには? オンラインで福祉相談ができるようにするには?

▶解決策:
・福祉会館設置の要望を出し続ける
・空き家・空き店舗などを活用し、バリアフリー(特にトイレと段差)の居場所をつくる
・バスなどの公共交通の利便性を高め、交流センターにアクセスしやすくする
・各地の集会所や交流センターを巡回する「移動相談」を行う
・イベント等における「バリアフリー・ガイドライン」を設けることで、アクセスしやすくする
・当事者同士が集えるイベントや、相談
・交流の場に関する情報を分かりやすく広報する

→「どこで」「だれが」「なにを」やっているかが分かるようにする
→ 国立情報学研究所の「歴史的行政区域データセット」を活用する
・障害者が交流センターの相談員を務めることで、相談しやすい雰囲気にする
・相談員は必ず障害平等研修(Disability Equality Training: DET)を受講する

◇交流(2) 10:55-11:20

▶私たちの 2033 年像:
・団地にいろいろな障害の人が一緒に住んでいる
・インクルーシブ公園で多様な子どもたちが一緒に遊んでいる

▶2033 年像への課題: 多様なバックグラウンドのある人が安心してつながれる場所・仕組み(ベンチなど)をつくるには?

▶解決策:
・不自由な人ほど、便利な場所(交通の便が良い、移動販売があるなど)に住めるようにする
→結果として、誰にとっても居心地のよい場になる
・自立生活に向けての移行支援(グループホームなど。例:尼崎おためしハウス)を行う
・元気な高齢者に介助を担ってもらう
・様々な人が参加できる気軽なイベントを行い、積極的に情報発信する
・市役所本庁舎 1 階に「福祉カフェ」(福祉の店の商品を購入して食べられるスペース)を設ける
→分身ロボット「OriHime(オリヒメ)」を導入する
→メニューやオーダーの取り方など、他の店舗のモデルとなるような完璧な情報保障を実現する
→交流イベント(相席カフェなど)を行う
・様々な会議に障害当事者が委員として入り、意思決定に関われるようにする

◇情報 11:20-11:45

▶私たちの 2033 年像:
・公共施設・公共交通機関で、アナウンス+文字(電光掲示板など)による案内がある
・タブレットによって、言いたいことを手話や文字に変換できるようになっている
・市役所や市民活動センターに、誰でも使える点字プリンターがある
・希望すれば、いつでも・どこでも手話通訳者にアクセスできる
・言葉のバリアフリー(やさしい日本語による説明など)が進んでいる
・市の案内がテキスト化されている
・ICT サポーターが増えている

▶2033 年像への課題:
その人にあった(その人が必要な)情報を確実に手にすることができるようにするには?

▶解決策:
・関連する情報が一覧できるポータルサイトをつくる(作成をボランティアに働きかける)
・市報の福祉情報を充実させる
・ICT 機器が充実しても、教えてくれる人がいないと使えないため、全職員が障害平等研修を受講する ・市の主催事業は、合理的配慮を確実なものとし、後援事業は、合理的配慮の有無を公表する
・「バリアフリー・インクルーシブ万博」を開催する
(市・筑波技術大学・幸和義肢研究所・ほにゃらなどのイベントを合同で開催する)

■次回のテーマ・日程・会場を決める(11:45-11:50)


・第 4 回は、9 月 6 日(水)10:00~12:00 に、吾妻交流センターで開催すること、「移動」と 「トイレ」に関する解決策を検討することを決定した。

■チェックアウト(11:50-12:00)


・一人一言で「今日の感想」をリレーした。 以上