私たち障害者の困りごとは、今日解決してほしいという即時性が高いが、現在の福祉サービス体系ではなかなかその要望には応えられないところがあります。また、現在の福祉サービス体系にはメニューにないものがあり、その要望に応えられないものもあります。 自治体には、障害者計画や障害者福祉計画が策定され、市民も含まれた審議会が設置されているが、開催頻度などの問題もあり、なかなか私たちが望むような成果にはたどり着いていません。 ならば、私設障害者計画策定委員会や私設障害者福祉計画策定委員会
【提案①】市役所本庁舎のレストランにコミュニケーション支援ボード等を導入し、民間事業者における合理的配慮の普及につなげる。 【現状】障害者差別解消法で民間事業者も合理的配慮の提供が義務化されたが、コミュニケーション支援ボード・筆談ボード・点字メニュー等(以下「コミュニケーション支援ボード等」)の合理的配慮を提供している事業者は少なく、障害のある人は利用しづらい状況にある。 一方で、事業者としても、どのような合理的配慮を提供すべきか、モデルとなるものが身近になく、導入イメー
【提案②】みどりのプールの思いやり駐車場と多目的トイレを模範(「つくばUDモデル」)として、今後、市内の公共施設に普及させる。 【現状】市内の多くの公共施設では、多目的トイレに介助用ベッドがついておらず、多目的トイレを利用できない障害者がいる。また、車椅子用駐車場もスロープ付きの福祉車両だと車止めが高く、乗降できない。これに対して、みどりのプールの思いやり駐車場と多目的トイレは、障害のあるユーザーとの意見交換をして設計・施工され、大変、利用しやすいものとなった。 【具体
【提案③】つくば市バリアフリー条例を制定し、今後、計画的に市内をバリアフリー化していく。 【現状】バリアフリー法の定める延べ床面積等の規制の対象となっていない小規模店舗や共同住宅等の建物は、必ずしもバリアフリー化がされておらず、障害のある人の利用が難しい。このままでは、法の対象外の建物は、いつまでもバリアフリー化されず、障害のある人の利用が難しい状態が続いてしまう。 【具体的な提案】規制の対象となる建築物の種類や規模(延べ床面積)に関し、バリアフリー法や県の条例に定める基
【提案④】市の健診・検診時に合理的配慮を提供する。 【現状】市の健診・検診(以下「健診等」)において合理的配慮が足りず、障害のない人と同等の健診等を受けづらい状況がある。 ①市から届く案内から必要な情報を得られない(例:健診等の会場や設備のバリアフリー情報がない、視覚障害者に対応した点字やデータの情報提供がない)。 ②車椅子対応の体重計が設置されていないため、車椅子の人が体重を測れない。 ③以下の項目では障害を理由に指定の検査が受けられず、追加料金を払い別の検査を受け
【提案⑤】市の職員の研修に障害平等研修(DET)を取り入れる 【現状】日本も批准している国連障害者権利条約では、障害を社会によってつくられた問題とみなす「社会モデル」の考え方を採用している。2022年に国連から出された総括所見では、日本も社会モデルに基づく政策とするよう是正勧告を受けている。 つくば市のさまざまな施策においても、社会モデルの考え方を取り入れるために、市の職員が社会モデルについて理解することが求められる*。 *たとえば、車椅子の給付において、歩けないことを
【提案⑥】つくば市の各種審議会・協議会等に、障害のある人を委員として加える。 【現状】現状では、障害のある人が委員となっている審議会・協議会等は障害福祉分野だけである。このため、それ以外の分野では、障害のある人の視点が反映されづらい状況にある。例えば、つくタクは電動車椅子では利用できない現状があるが、その一つの原因として、つくば市公共交通活性化協議会には障害のある人が委員に入っておらず、課題解決の議論が希薄なためと考えられる。 【具体的な提案】まずは、障害のある人の生活に
シン・住みよいつくばの会(「障害×提案=住みよいつくばの会」第 5 期)・第 9 回 ~2033 年にタイムトラベル! 2024 年 6 月 5 日(水)10:00-12:00 @つくば市民センター会議室 参加者:16 名 ■オリエンテーション(10:00-10:10)・6 月からの世話人として、川島さんが選出された。 ・川島さんより、改めて「シン・住みよいつくばの会」の趣旨と進め方の案内をいただいた。 23 年 03 月 ・2033 年像を描く(「困り
シン・住みよいつくばの会(「障害×提案=住みよいつくばの会」第 5 期)・第 8 回 ~2033 年にタイムトラベル!〈10 年後に住んでいたいまち〉を考えよう~ 2024 年 5 月 22 日(水)10:00-12:00 @つくば市民センター会議室 参加者:22 名 ■オリエンテーション(10:00-10:05) ・斉藤さんより、「シン・住みよいつくばの会」の趣旨と進め方の案内をいただいた。 23 年 03 月 ・2033 年像を描く(「困りごと」から始
シン・住みよいつくばの会(「障害×提案=住みよいつくばの会」第 5 期)・第 7 回 ~2033 年にタイムトラベル!〈10 年後に住んでいたいまち〉を考えよう~ 2024 年 3 月 27 日(水)10:00-12:00 @つくば市民センター会議室 参加者:19名 ■オリエンテーション(10:00-10:05) ・斉藤さんより、「シン・住みよいつくばの会」の趣旨と進め方の案内をいただく。 23 年 03 月 ・2033 年像を描く(「困りごと」から始め
シン・住みよいつくばの会(「障害×提案=住みよいつくばの会」第 5 期)・第 6 回 ~2033 年にタイムトラベル!〈10 年後に住んでいたいまち〉を考えよう~ 2024 年 1 月 25 日(木)10:00-12:00 @かつらぎ交流館 参加者:18 名 ■オリエンテーション(10:00-10:05) ・斉藤さんより、「シン・住みよいつくばの会」の趣旨と進め方の案内をいただいた。 23 年 03 月 ・2033 年像を描く(「困りごと」から始めるの
シン・住みよいつくばの会(「障害×提案=住みよいつくばの会」第 5 期)・第 5 回 ~2033 年にタイムトラベル!〈10 年後に住んでいたいまち〉を考えよう~ 2023 年 11 月 30 日(木)10:00-12:00 @吾妻交流センター 参加者:14 名(市議会と重なったため、議員の方々は欠席) ■オリエンテーション(10:00-10:05) ・斉藤さんより、「シン・住みよいつくばの会」の趣旨と進め方の案内をいただいた。 23 年 03 月 ・203
シン・住みよいつくばの会(「障害×提案=住みよいつくばの会」第 5 期)・第 4 回 ~2033 年にタイムトラベル!〈10 年後に住んでいたいまち〉を考えよう~ 2023 年 9 月 6 日(水)10:00-12:00 @吾妻交流センター 参加者:22 名 ■オリエンテーション(10:00-10:05) ・斉藤さんより、「シン・住みよいつくばの会」の趣旨と進め方の案内をいただいた。 23 年 03 月 ・2033 年像を描く(「困りごと」から始めるのでは
シン・住みよいつくばの会(「障害×提案=住みよいつくばの会」第 5 期)・第 3 回 ~2033 年にタイムトラベル!〈10 年後に住んでいたいまち〉を考えよう~ 2023 年 7 月 6 日(木)10:00-12:00 @吾妻交流センター 参加者:22 名 ■オリエンテーション(10:00-10:05) ・斉藤さんより、「シン・住みよいつくばの会」の趣旨と進め方の案内をいただいた。 2023 年 03 月 ・2033 年像を描く(「困りごと」から始める
シン・住みよいつくばの会(「障害×提案=住みよいつくばの会」第 5 期)・第 2 回~2033 年にタイムトラベル!〈10 年後に住んでいたいまち〉を考えよう~2023 年 5月 25 日(木)10:00-12:00 @吾妻交流センター 参加者:22 名 ■オリエンテーション(10:00-10:05) 斉藤さんより、「シン・住みよいつくばの会」の趣旨と進め方の案内をいただいた。 2023 年 03 月 ・2033 年像を描く(「困りごと」から始めるのではなく、ビジョン=
別紙:「〈私たちの 2033 年像〉を描く」成果物) ■住居 バリアフリー住宅が選び放題になっている すべてのアパートにバリアフリーの部屋が 1 つ以上ある 障害のある人専用の物件を扱う不動産屋がある 障害者も入居しやすい賃貸物件が増えている 新築時に補助金が出ることで、バリアフリー住宅が増えている 住居改修時の補助金の「1 人 1 回」という制限がなくなっている 聴覚障害者のグループホーム(施設)がある ■移動(1) す