自分にとっての「豆」を見つける〜太陽のパスタ、豆のスープを読んで〜
今日は久々に本の感想。
読んだのは宮下奈都さんの「太陽のパスタ、豆のスープ」。
今の自分に合っていて、読んでよかったと思える本だったので感想。
あらすじ。
婚約破棄されて落ち込む主人公。人生に絶望している時、おばさんに「ドリフターズリスト(やりたいこと)を書きなよ!」と言われる。
書きながらやりたいことが意外とないことに気づく。その中でも、自分と向き合いながら、やりたいことややりたい仕事を探していく、というお話。
やー!よかった!
いい言葉が散りばめられた本でした。
印象深かったのが、主人公が好きなことを探すシーン。
同僚が、副業で豆を販売をしている様子を発見。
会社とは違ってイキイキと働く様子に目を奪われる。
その様子を見て、主人公は「自分にとっての“豆”を見つけなきゃいけない」と思うようになる。
何がその人のモチベーションになって、生き甲斐になるかは分からないけど。
それでも、自分にとっての“豆”を探す必要があるよな、と思い出した。
そして、主人公が書いていたドリフターズリスト。やりたいことリスト。
今自分が書くなら、なんだろう...と考えた。
・納得いく仕事を探す
・ノートを毎日更新する
・メンタルヘルスマネジメントの勉強をする
・小説を読む
意外と出てこないんだよなー!
でもきっとこういうのは、考え続けるのが大事なんだろうな。
主人公も、最初は何もないと言っていたけれど、終わりの頃にむけて料理を極めるようになっていく。
自分が大切にしたいものは、意外と近くにずっとあるものなのかもな、と思った。
1日で読んだ、一気読み!久々!
最近長らく小説を読んでいなかったけれど、いいなぁと思った。
最近エッセイブームだったから、それを読む方が多かったけれど。
小説もとってもよかった。
今は、来月に実家への引っ越しを控えているところ。
まだ実感がないけれど!
でも、この道だろうなあと思う。
次の仕事も、ゆっくり考えたいなと思う。
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