トラウマ的な経験と性癖の発生をめぐるナラティブについて
セール中
〜11月20日 09:00
ショッキングな事実として、トラウマ的な出来事が同時に、それを思い出すとき「興奮する/楽しい気持ちになる/懐かしくなる」など一見矛盾するような感情をともなうものとなるケースがある。
私自身そのような経験を幾度かしてきた。
わいてくるそのような感情を理由にその出来事のトラウマ的な性質が否定されることはないし(たとえば望まない性的行為がたまたま被害者に高揚感をもたらしたとして、当然ながらけっして加害者を免罪すべきではないのだ)、反対に、トラウマ的な出来事だったからといってそうした感情がわいてくるのを無理におさえこむ必要もない。
これはシンプルなようでいて、一部の人にとっては到底受け入れがたいテーマだと思う。
ここから先は
589字
10月21日 09:00 〜 11月20日 09:00
セール中
¥300
¥
240
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?