コロナ禍に入社したメンバーへ、ちょっと怖い話|白石さんの朝の会 vol.14
こんにちは、株式会社温泉道場の常務 兼 営業本部長の白石です。
おふろcaféをはじめとした温浴&宿泊施設の経営&運営に携わっています。
これから社会で活躍していく、地方創生・地域活性化というキーワードに関連したキャリアを作っていきたい方、ローカルで起業したい方に向けて、「こういうマインドでいたほうがいいよ」「こういう働き方がおすすめ」といったメッセージをnoteでお伝えしていきます。
今回は、2020年から2023年頃までに入社した、入社1年目から4年目くらいのメンバーに向けて、警告するような内容になります。
コロナ禍が少し落ち着いた今、完全に世の中の潮流やモードは変わってしまった状態。このままの働き方を継続していると、ちょっとこの先厳しいよ。というお話をさせていただければと思います。
私たちのような、リアルで商売をやっている業態… たとえば温泉道場は、おふろ屋さんや宿泊施設、エンタメという分野で事業をおこなっていますが、今のマーケットはコロナ禍のいろいろな制約も少なくなり、インバウンドのマーケットも復活してきたという状態です。お客様の動きもかなり活発になり、いわゆる競合他社のみなさまも、超・営業モードに入っています。
コロナ禍では「どうせコロナ禍だし」「緊急事態宣言も出ているし」「赤字の出血を押さえないといけないし」というように、活発な動きをしない企業様がたくさんいらっしゃいました。私たちはそういう状態で商売をしていたわけです。
ただ、今はそんな弱虫になっている企業さまはいらっしゃいません。どこの施設も、「稼ぐ!」というパワーにあふれていると考えています。
そうしたときに、私たちもより営業モードに突入し、情報発信をしていかなければいけません。集客に関しても、もっと力を入れる必要があると思っています。
ここ3年くらいのコロナ禍で入社したメンバーは、「入社式がオンライン」「入社してすぐ在宅勤務」というような形で、そもそも上司と話す機会が少なかったり、ほかの同僚がどのような働き方をしているかわからない状態ですごしてきた方が多いと思います。
「働き方のクセ」「型」を、学ばない状態で過ごしてきてしまった方もいらっしゃるはずです。そして、コロナ禍の気弱な状態で、「ガンガン稼いでいこうぜ」を経験しないで過ごしてしまったのなら、働き方にストレッチをかけていかなければ厳しいと思います。
たとえば集客のためのアクションひとつをとっても、「一回情報発信をすれば集客ができる」と思っていませんか? お客様が情報にきちんとたどり着けるようになっていますか? という状態は結構見られます。
そういう状態を見ていると、ここ3年くらいで入社したメンバーの働き方に関しては、全体的に見直しをかけていく必要があると思っています。そういう危機感を抱えている状態です。
一昔前は、「長時間労働で量をこなす」ということもある時代でした。その働き方には賛同しません。効率的に成果を出せるのがベストだと思っています。なので、「たくさん働け!」とは思っていません。
むしろ、この時代で働くメンバーは、それを許さない世の中のルールで働く必要があります。そういったときに、同じ8時間働くにしても、その8時間の質をどうやって向上させるかが大切になってきます。時間の濃度をあげるには、今までの2, 3倍は、業務に対して真摯に向き合っていかなければいけないのだと思います。そうしないと、この先のキャリアも危ういと思います。
みなさんの5つ上、10個上の先輩方は、質を量で担保していた働き方をしている人が多いです。今の若手メンバーは、量でカバーする方法が許されない中、戦っていかなければなりません。どうやってその人たちと戦っていくのか、対等になっていくのか。
少なくとも、コロナ禍の働き方を継続するだけではまずいです。それは、肌感覚的にわかっていただきたいなと考えています。
苦言を呈す言い方になってしまいましたが、若手メンバーのこれからのキャリアを考えると、ストレッチがそろそろ必要、と考えています。
お知らせ
6/24(土)僕たちが運営している「おふろcafé utatatne」で通年採用の採用説明会を開催します!
僕も登壇して会社のお話や働き方についてお話します。僕たちがローカルでどんなことをしているのか、気になる方はぜひご参加いただければと思います。ご応募、お待ちしております。
通年採用を行っています。インターンに興味がある方も、ぜひご応募ください。
●2023/6/24(土)10:00~12:30
【やっぱりリアルが一番のカルチャー体験!】リアル会社説明会&座談会@おふろcafé utatane
応募はこちら: https://bit.ly/44eDIQB