日本語では赤ちゃんの泣き声は「オギャー」ですが
英語では「mewl(ミュー)」と表現するんですって。英語圏生まれの赤ちゃんは、そんなに優しく泣いてくれるんでしょうか。
いえ、洋の東西を問わず赤ちゃんの泣き声は同じはずなのに、この違いは何なのでしょうか。
日本人は「虫の音」を左脳の言語領域で処理します。だから「虫の声」という表現が成り立ちます。
西洋人は「虫の音」を右脳の音楽領域で、機械音や雑音と同じカテゴリーで処理するそうです。
もしかすると、ですけど、日本人の脳は、赤ちゃんの泣き声を言語として理解したいのに不可能(「何で泣くの?」)なのでストレスとなり、騒々しく聞こえて(感じて)「オギャー」、
西洋人の脳は、泣き声を雑音として聞き流すことができるので、柔らかく聞こえて(感じて)「mewl」と表現するのかもしれない、とのことです。
☆出典☆
月刊『健康教室』2024年2月号 p.80