やってみること、やり続けてみることが大切。
私の職業は養護教諭(保健室の先生)です。
現在は、特別支援学校に勤めています。
あるとき、高等部の部会という会議に初めて参加しました。養護教諭の私が行う保健教育の実施について、先生方に理解と協力を求めるためです。
始めに私は言いました。
高等部の先生方には、いつも保健室の指導にご協力いただき、ありがとうございます。これまで指導内容の説明が不十分だったり、直前になって時間確保をお願いしたりして、ご迷惑・ご負担をおかけしたこともありますので、早い段階でご理解をいただけますよう、努めてまいります。
事前に先生方のレターケースに、説明のための資料を配付していました。
その資料に沿って、健康診断の結果と学校保健委員会(校医やPTA代表も参加する)での保護者の意見を交え、家庭と連携した健康教育の必要性を説明し、指導時間の確保をお願いしました。
かつて、尊敬する大先輩が
養護教諭が勤務校で使い物になるのに8年かかる
とおっしゃっていたことがあります。
長年、高校で勤めている養護教諭さんでした。
私も8年目にして、初めて部会というものに出ました。大先輩がおっしゃっていたことが、なんだかわかる気がするのです。
あまり言い訳をする気はないですが、少数職かつ専門職という特殊性からか、自他ともに納得できる仕事をしようと思えば年数がかかるのです。
失敗することもありますし、時間がかかってもいいのです。やってみること、やり続けてみることが大切です。
みなさまも、様々なことにチャレンジしてみてください。