生カステラ専門店ができるまで~開業から休業まで~①開業のはじまり
「カステラ屋やろうか」
コロナ禍の最中夫(都内某飲食会社副社長(笑))が私に言ったのがオープンのきっかけでした。
当時の私は次男が3歳になり保育園に入園、某おしゃれ雑貨の販売員の面接に受かったばかり。
"また突拍子もないことを言い出したな"
どの業界でも経営側にいる人間の発想はなかなかついていけません。
当時の飲食店は言わずもがなコロナの影響を多大に受けていました。
仙台に拠点を移し、オープンしてから半年もしないうちにウイルスが流行し先行きが見えない、どうなっていくんだ~と先行き不安な飲食業。
そんな中でも動き出す人間はいるもので、私が働く会社も運営してきた、バル、居酒屋業態とは別に新規出店を検討していたようです。
・おかしなんて趣味程度でまるきり素人
・どころか飲食業でやってきたのは接客オンリー
・雑貨屋の面接受かったばかりだよ~
・おちびたちがいる中で立ちあげはハードルが高くないか・・
色んな考えが頭をよぎりましたが飲食業は自分なりに一生懸命取り組んできた職種
”やってみるかー!”
そんな夫の一言にのせられる形で出店が決まりました。
つづく