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生カステラ専門店ができるまで~開業から休業まで~③レシピをつくる


全てのタイミングが綺麗に決まらない。というのは
万事準備をしてから望みたい人間にはとてもストレスです。

物件、人員、メニューetc 何一つ欠けてもスタートできないのに
一つが欠けていることで その他の重要な事を決定できないこともしばしば。

何かが未定の状況でもゴーを出すことができるか
柔軟に考えることができるかも
大切なポイントだなと感じます。


決まらない物件を引き続き探しをしながら着手したのは
②商品開発でした。

台湾カステラについてまるきりシロート状態。
とはいえ当時でもインターネットにはたくさんの台湾カステラのレシピがありました。

【必ずプロの協力を仰いでレシピをつくる】

というのが必須案件でした。というのも

◎シンプルだからこそ奥が深いこと
◎誰でも作れる商品だからこそ差別化すること

★工程が単純、材料コストが明瞭、誰でも作れる、ワンオペレーション

商売的としてみたときに魅力的な条件が揃っているため類似店が全国的に増えるだろうなというのは明確でした。

「プロ・・」

知人を探してみたり、ネットを探してみたり、おいしいと評判の個人店にいって飛び込みで依頼してみたり
色々と試しました。

人選基準は美味しいものがつくれ、時間的に余裕があり開業までサポートしてくれる人であること。

もうどうしようもないな、とラインの連絡先を片端から見ていると

10代のころ勤めていたお店の系列店で働いていた女性が。

そんないきさつで声をかけたのが、フロッシュママ自慢のパティシエールでした。


つづく

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