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昔好きだった人を思い出すみたいな気持ち。 ああ、こんな声だったな。こんな風に笑うんだったな。 夕方の麦畑、初めて通った裏道や、イオンに向かう途中の線路下、大学前の交差点、狼川にかかる橋。 学生時代を過ごした街のいろんな場所の記憶と、この人から聞いたいろんな話がどんどんよみがえってきて、懐かしくて、ほんとに泣きそう。 こんなに覚えていることに心がぎゅーっとしてきて、もう戻ってこない日々なんだってことがちゃんとわかってしまって、やっぱり泣きそう。温かい涙です。 こうして
ついに運動を始めました。と言っても週に1回(気が向けば2回)走るだけ。 大学までは部活に入ってちゃんと運動してた私も、どうやら「部活があったから」運動していただけで、本当はどうもインドアらしい。1日中部屋にいてもまったく平気。 だけど一応健康に関する勉強をしていたので、若いうちには何の支障も感じない偏った生活が、のちの生活習慣病につながるなんてことがうっすら脳裏をよぎる。食生活は70%くらいの本気度でやっているけど運動は0。これは生活習慣病コースだな。ということで、の、週1
人生を変える本なんてそうそうない。この本で人生変わりました、なんてめったにない話だと思う。 それでも生活を変えてしまう本はたまにあって、本の中の人の言葉や考えがずっと頭に残っていたり、登場した食べものが食べたくて仕方なくなったりする。私が単純な性格だからか、『それからはスープのことばかり考えて暮らした』(中公文庫、2006年)を読んでからしばらくの間はスープのレシピを調べては、みそクリームスープとか凝ったスープばかり作っていた。 そして新年早々、まさにそんな生活を変えてし