声
昔好きだった人を思い出すみたいな気持ち。
ああ、こんな声だったな。こんな風に笑うんだったな。
夕方の麦畑、初めて通った裏道や、イオンに向かう途中の線路下、大学前の交差点、狼川にかかる橋。
学生時代を過ごした街のいろんな場所の記憶と、この人から聞いたいろんな話がどんどんよみがえってきて、懐かしくて、ほんとに泣きそう。
こんなに覚えていることに心がぎゅーっとしてきて、もう戻ってこない日々なんだってことがちゃんとわかってしまって、やっぱり泣きそう。温かい涙です。
こうして菅田将暉のラジオに思いがけずいろんな思い出を詰め込んでしまったようだ。
約1年ぶりに特番として復活した菅田のラジオが、あまりにもあの時のままで、懐かしくて、ああ大好きだったんだなあ、と、昔好きだった人を思い出すみたいな気持ちで聞いている。