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日本のへそからぶらりたび 崎村だんじり編

8年ぶりに海士町の崎地区で「崎村だんじり」が晴天のなか無事開催された。正式名称は「恵比須祭の風流」。8年ぶりと聞いて、8年前は自分はまだ大学3回生だったことを思うと長いようであっという間な時間だなと感じた。

崎村だんじりが終わって1週間がたち、祭りの余韻を楽しんだところで、当日の様子を写真で振り返りたいと思う。


・「恵比須祭の風流」(崎村だんじり)とは

通称崎村だんじり、正式名称は「恵比須祭の風流」。
崎村だんじりは、江戸時代後期に大阪、西宮でだんじりを見て感動した船乗り員が伝えたという諸説がある。

昔は1月10日の十日戎に合わせて行われていたが、
昭和30年(1955年)頃を一度は途絶えてしまった。

しかし平成元年(1989年)崎地区の神社「三穂神社」の拝殿新築記念で崎村だんじりが復活。

平成24年(2012年)からは4年に1度行われることに。
今回のだんじりは令和2年(2020年)新型コロナウイルスでの中止もあり8年ぶりの開催。

伝統を継承していくために行事の少ない10月、11月ごろに行われるようになり、現在は崎地区以外からも多くの担ぎ手が集まり新しい歴史の1ページを作っている。

・崎村だんじりの行脚ルート(2024年バージョン)

崎村だんじり だんじりが練り歩いたコース

午前10時ごろ崎漁協を出発。→バス停までだんじりが練り歩く(20分ほど)→バス停付近で休憩(10分)→中良公園→休憩@中良公園(10分ほど)→三穂神社→中良公園でハライッチャ

祭の時間は約2時間で、午前中に開催された。

・「恵比須祭の風流」(崎村だんじり)の風景写真

崎だんじり当日の日の出
早朝の三穂神社⛩️
早朝の海
早朝からのぼりを見た
激流をイメージ
旗がかっこいい🚩
だんじりが始まります!!
だんじりの中には神の子4人が乗っています!
たくましい!!
だんじりをダイナミックに傾ける
三穂神社へ!!!!!
神社に行く前におろす!
神社のなかで「チョウサイター」と叫びだんじりを左右に回す!!
最後はハライッチャ踊り
だんじりに飾られてた椎の小枝を片手に中良公園へ!!
祭りのクライマックスへ
祭りが終わった後に余韻に浸ってました


・「恵比須祭の風流」(崎村だんじり)に参加してみて

4月に海士町に来島してから、崎地区ではだんじりがあるから楽しみにしてけよという声を地域の方からよく聞いた。

実際に崎村だんじりには事前準備から関わらせていただいた。
だんじりの飾りも手仕事で丁寧で丹念に作られているところが印象に残っている。

祭当日の朝も皆気合が入っていて自分も漁師町でだんじりが練り歩く姿がついに見れると思うと高揚感でいっぱいだった。

4年に1度の行事なので今回偶然見れたのも何かのご縁だと思う。
4年後はどの土地にいるかわからないが、またみたいと思う。

僕自身もいろんな祭、特に地元兵庫県の祭などをこれから旅をして調べて追いかけたいと思った時間だった。



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