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特別支援学級を考えるとき

2学期が近づいてきて、教育相談の面談をしたり、就学支援委員会に参加したりする予定の方もいらっしゃると思います。

通常学級でなかなか学習することが難しかったり、より自分に合った環境で学習したかったりと、特別支援学級を考えるきっかけは様々です。


特別支援学級を意識したり、考えたりする上で一つ意識してほしいなと思うことがあるのでお話しさせていただきます。

おそらく、今現在特別支援学級に通っている子供たちの保護者の方々は納得していただけると思うのですが、支援学級に入ることがゴールではありません。

支援学級に入れば、少人数の学級だから、自然と落ち着いたり、学習が伸びたりすると思っている保護者の方もいらっしゃるそうです。

しかし、私は支援級に入ってからの頑張り次第で、よくもなりますし、実力が下がってしまうことがあります。


もちろん、支援級は本人の実力に合わせて学習をしたり、生活スキルを身に付けたりしていきます。
しかし、1日の半分は学校で生活して、もう半分は各家庭で生活をしているので、学校だけだと、成長しきれないところがでてきてしまいます。
学校とご家庭とが協力をして両方で支援をして初めて成長につながるのではないかと思っています。


今は、自治体によって支援学級に入ることが難しかったり、人数が多くなって、一人一人の手厚い支援が難しくなっているところもあるそうです。


だからこそ、支援学級をゴールとしないで、子供たちの成長のために、先生と課題や目標の共通認識をもって家庭での支援を続けていってほしいなと思います。

環境がよくなれば、成長につながることが多いですので、ぜひ、先生方と連携を取って、些細なこと(家庭でどのように支援したらよいか)でも相談して支援していってほしいなと思います。

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