7月は伸びます
来週から7月が始まりますね。
この7月は自然と子供たちの気持ちが上がっていく月でもあります。
この6月まであまり調子のよくなかった子供たちでも、気持ちを切り替えるチャンスになってきます。
その理由は、なんと言っても『夏休み』ですよね。
夏休みが始まる月なので、自然と気持ちも高まり、『頑張ろう』と思える子が増えてきます。
6月は、疲れからか、雨の時期のからか、原因はいくつかあると思いますが、
気持ちが不安定になることが多く、なるべく無理をさせない方がよいと思っています。
それに比べて7月は、ある程度負荷をかけても、気持ちが安定しやすく、頑張らせることができると思います。
残りわずかな1学期を、成功体験で終わらせるためにも、
『頑張った!』
『できた!』
『成長した!』
『気分がよい!』
など
これらをたくさん増やしていきたいですね。
そのためには、
『明確な目標』と『成果を認める』
そして、『夏休み』というワードで気持ちを高めることが、効果的です。
『明確な目標』は、人それぞれかと思いますが、
「これを頑張れば夏休みだよ」
「これが終わらないと、夏休みに入れないよ」
「これを頑張って、夏休みに入った方が気持ちがいいよ」
「1学期の最後だから、成長したと思えるように、頑張ろうよ」
など、課題に取り組む場面で、その目標が達成すれば『夏休み』(ゴール)がまっていることを伝えると、ある程度負荷をかけても、達成しやすくなります。(ある程度負荷をかけて達成できた時の方が、より成長を感じます)
6月までに課題が残っていて、改善できなかった場合(人間関係を含めて)は、
「トラブルの状態で、夏休みに入ったら、気持ちがよくないよ」
「気持ちが落ち着かなくて、トラブルばかり起こしていたら、1学期終えることができないよ」
など、終わりよければ全てよしではありませんが、終わりにはしっかりと課題を改善する意識をもたせることが大切です。
負荷をかけて頑張ったときは、やはり大いに褒めて、気持ちが高まるように支援してあげるとよいと思います。
一気に成長できる可能性が、この7月にはあります。
7月に入ってからでもよいので、意識してみてください。