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♪ 世論~ 調査って,本当ですか? ♪ 世論調査の電話に答えて政権を支持しない番号を押したら電話がそこで切られた,スシ友幹部がいる大手新聞社の世論調査は全部疑え

 ※-1 世論調査は固定電話だけで質問し,調査する時代ではないが…… 

 2024年10月6日だったから今日から3日前の出来事であった。固定電話が鳴るので受話器を取ると,世論調査の依頼であった。自働電話でかけてきたおり,これを受けたのは私(ブログ主)ではなく,配偶者であった。

 当人,答える気などまったくなかったゆえ,さっさと受話器を置き,その依頼を断わったかたちになっていた。相手が人間ではなく,かといってAIに世論調査を担当できるとは思えない。ともかく,こちら側の立場としては,どうしてもそのような対応にならざるをえない。

 最近は固定電話がかかってくるときは,物売りの勧誘でなければ詐欺狙いであったり,たまには嫌がらせ電話もある。電話は留守電にするとか,着信番号が判る機能が付けられるが有料となるので,ケチケチ精神で現状に放置したまま。それにしても固定電話の利用回数は昔に比べたら格段に少ない。このごろは,固定電話の番号すら忘れそうになってもいた。

 15年も昔なるか,固定電話に,息子の名前を出して「なにかサギ狙いの魂胆ありあり」の若者から,電話がかかってきた。だが,この男,そもそも息子の名前の読み方が間違えていたのだから,その調子だけがよい上っ面の語り口にこちらが騙される事態など,起こりえなかった。

 以上のごとき,本日なりの前口上的な文章を書いたうえ,この記述として以下に展開する本論は,なんどかこの種の論題であつかってきた「アベ・マター」である。その日付は2019年9月18日,いまから5年ほど前に一度公表した文章であったが,本日:2024年10月9日時点でも,むろん増訂・改訂版として書きなおす作業も追加したうえ,以下に再生させつつ論述していくことになる。

 本稿の要点は,つぎの2点(▼-1・2)としてあげておくにした。

 ▼-1 国家統計の改ざん・捏造などお茶の子さいさいの安倍晋三政権,この統計報告とスシ友の幹部たちがいる大手新聞社の世論調査の結果報告を,そのまま鵜呑みにして信じるほど,われわれはバカではないし,かつまたヒトがよいわけでもない。

 2019年1月17日,当時実施された「安倍政権・世論調査への疑問」としては,たとえばジャーナリスト田中龍作がつぎのように発言し,指摘していたことがあった。ここでは,そのリンク先住所とその紙面(『X』の寄稿:POST)を紹介しておく。

 出所)https://twitter.com/tanakaryusaku/status/1086001009380315137 

 ▼-2 2013年8月29日夜,都内某所で講演した麻生太郎(副総理兼財務相)は,憲法改正をめぐりこう発言した。戦前ドイツのナチス政権時代に言及するなかで,

 「ドイツのワイマール憲法はいつの間にか変わっていた。誰も気がつかない間に変わった。あの手口を学んだらどうか」と述べていた。

 なるほど,最近(当時)における安倍晋三政権に対する世論調査の支持率の中途半端な高止まり傾向は,確かにとても不思議な動きであったことになる。つぎのように整理された安倍政権時の支持・不支持率の推移

この世論調査についてくわしくは当該論文を参照されたい
さらにいろいろな角度から分析をくわえている


 ※-2「これは酷い!〈内閣支持率,正反対の結果!〉 読売新聞,5ポイント低下 53% 毎日新聞,10ポイント上昇 50%」,投稿者・赤かぶ『阿修羅掲示板』2019年9月16日 21:35:05,http://www.asyura2.com/19/senkyo265/msg/578.html#c23

 まず,『朝日新聞』2019年9月17日朝刊に掲載された「世論調査」のうち「内閣支持率」がこれ。

2015年は安倍晋三がアメリカに対して奉仕するこの国がさらに奉仕するために
安全保障関連法を成立させた時期

 『朝日新聞』の「世論調査-質問と回答〈9月14,15日〉」(『朝日新聞』2019年9月17日朝刊)は,つぎのように詳細に紹介しておきたい。

 註記1)数字は%。小数点以下は四捨五入。◆は全員への質問。◇は枝分かれ質問で該当する回答者のなかでの比率。〈 〉内の数字は全体に対する比率。丸カッコ内の数字は,2月前の7月22,23日における調査結果)。

       ---------------------

 ◆ いまの政治などについてうかがいます。あなたは,安倍内閣を支持しますか。支持しませんか。

  支持する     48(42)
  支持しない    31(35)
  その他・答えない 21(23)
 
 ◇ (「支持する」と答えた人に)それはどうしてですか。(選択肢から一つ選ぶ=択一)

  首相が安倍さん  10〈5〉
  自民党中心の内閣 15〈7〉
  政策の面     20〈10〉
  他よりよさそう  54〈26〉
  その他・答えない 1〈0〉

   補注)「疑問1」 安倍晋三に政策というに値するものがあったのか?
      「疑問2」 他の「なんとか党」などは,よほど悪い党ばかり            らしい。

 ◇ (「支持しない」と答えた人に)それはどうしてですか。(択一)

  首相が安倍さん   17〈5〉
  自民党中心の内閣  24〈7〉
  政策の面      44〈14〉
  他のほうがよさそう 8〈2〉
  その他・答えない  7〈3〉

 ◆ あなたはいま,どの政党を支持していますか。政党名でお答えください。

  自民党     37(34)
  立憲民主党   7(10)
  国民民主党   1(1)
  公明党     3(5)
  共産党     3(4)

  日本維新の会  3(4)
  社民党     1(1)
  希望の党    0(0)
  NHKから国民を守る党 0(0)
  れいわ新選組  1(1)

  その他の政党  1(1)
  支持する政党はない  35(30)
  答えない・分からない 8(9)

 ◆ 安倍首相は内閣を改造しました。内閣の顔ぶれをみて,あなたは,安倍首相の今回の人事を評価しますか。評価しませんか。

  評価する   35
  評価しない  33
  その他・答えない 32

 ◆ あなたは,安倍政権のもとで憲法改正をすることに,賛成ですか。反対ですか。

  賛 成    33
  反 対    44
  その他・答えない 23

 ◆ 安倍首相の自民党総裁の任期は2021年9月までです。あなたは,つぎの自民党総裁として,だれがふさわしいと思いますか。(択一)

  石破 茂さん 18
  岸田文雄さん 6
  茂木敏充さん 3

  河野太郎さん 8
  菅 義偉さん 8
  加藤勝信さん 1

  小泉進次郎さん  22
  この中にはいない 27
  その他・答えない 7

   補注)現在:本日は2024年10月9日であるが,石破 茂は,安倍晋三のあとを受けて首相となった菅 義偉,岸田文雄につづいて,「ようやく首相になれた」という印象を抱かれたなか,本人も語っていたように「最後の機会」となった今回の「自民党総裁選」(2024年9月27日実施)で,なんとか首相の座を獲得することになっていた。

 石破の奥さんは,ニュースのなかに現われたさい「涙をボロボロ流して喜んでいた」。しかし,これまでの自民党は「いまだけ,金だけ,自分だけ」の,いうなれば,私利我欲しか頭のなかにはない連中が政権を組んできたゆえ,このおカネの問題に関した自民党流汚濁体質(裏金問題)と,そして,正教一致問題の源泉たる統一教会(世界平和統一家庭連合)との「一大二本立て」になる,ひどく陋劣な政治の中身は,そう簡単に治療が効くような実体ではなかった。

〔記事に戻る ↓ 〕

 ◆ 小泉進次郎さんが環境大臣に就任したことで,あなたの安倍政権に対するイメージは,よくなりましたか。悪くなりましたか。それとも,変わりませんか。

  よくなった  31
  悪くなった  6
  変わらない  60
  その他・答えない 3

   補注)このような設問がはたして,小泉進次郎に関して必要なのか,そもそも疑問があった。進次郎は,衆議院議員として過去10年間,とりたててなんの実績も残せず,実力も(これがあるのかないのかすら不詳の状態で)発揮してこなかった。この世襲4世議員が,なぜこのように特別視され,世論調査のなかで質問事項のひとつにとりあげられるのか,この点からして大いに疑問があった。

  ここで,小泉進次郎に対するそのような評価に関連する画像資料が,本ブログの2日前(2024年10月7日)の記述中にかかげてあったので,これを再度出しておこう。 

日本が先進国であるとはいえない事実は
「政治の世界」における「世襲」の跋扈跳梁をみれば
明々白々

 ◆ 立憲民主党と国民民主党が,自民党に対抗するために,国会で統一会派を組むことを,大筋で合意しました。あなたは,立憲民主党と国民民主党が統一会派を組むことを評価しますか。評価しませんか。

  評価する   38
  評価しない  36
  その他・答えない 26

   補注)もしかすると「どっちでもいい〔よかった気分〕?」ということか。

 ◆ 消費税についてうかがいます。あなたは,消費税を予定通り,10月に10%に引き上げることに賛成ですか。反対ですか。

  賛 成   46
  反 対   46
  その他・答えない 8

   補注)7月の参議院選挙でれいわ新選組の山本太郎が的確に説明していたような「消費税の使い道」(事実)を,きちんと理解してのこの回答か?

政界(自民党+公明党)と財界だけが
いい思いができる日本の政治・経済

 ◆ 10月からは,食品の種類や食べる場所によって消費税率が異なります。あなたは,こうした税率の違いを十分に理解していますか。十分には理解していませんか。

  十分に理解している   28
  十分には理解していない 69
  その他・答えない    3

 ◆ 消費税が上がったあと,電子マネーやクレジットカードなどで買い物をすると,店によってはポイントが還元されます。あなたは,現金を使わないキャッシュレスの利用を増やしたいと思いますか。そうは思いませんか。

  増やしたい    36
  そうは思わない  57
  その他・答えない 7

   補注)本ブログ筆者は,ポイントが溜められるというカードを10枚以上使ってきたが,面倒くさいの一言につきる。しかし,わが家の同居人はあれこれ必死になって「ポイント獲得」に努力している。しかしまた,本ブログはわれ関せず,という立場。

 ◆ あなたは,韓国は好きですか。嫌いですか。特にどちらでもないですか。

  好き   13
  嫌い   29
  どちらでもない  56
  その他・答えない 2

   補注)無感心の人びとが6割もいるのに設問する必要があったか? もっとも,つぎのような結果が図表に表現されて,今回のこの世論調査の記事には出されていた。

この両傾向は年齢層によってかなり対照的である

 これをみたかぎりの話題となるが,この図表について「解釈できそうな点」として,いったいなにがあるかといえば,韓国・朝鮮に対する “日本側の差別・偏見「感情(観)」” は,3世代を経ないとそう簡単には解消できないのか,という感想である。

 日本側の韓国・朝鮮に対する差別・偏見の感情は,明治期以来,連綿として,いわば根強く意図的に形成されてきた〈日帝の伝統〉でもあった。しかも,国家政策面から全面的に積極的に形成・蓄積されてきた「悪しき倒錯としてのその伝統」であった。

 現在(2024年)の時点でいえば,70歳代の人たちは段階の世代,敗戦後数年経ってこの世にうまれてきた人たちであるが,彼ら・彼女らがもの心が付く年齢の時期(時代)は,まだまだ韓国・朝鮮に対する偏見・差別が,それも戦前からの “悪しき精神的な伝統” として尾を引いていた。

 しかし,20世紀の末から韓国側が展開していた「韓流ブーム」の流行(攻勢?)もあって,そうした19世紀以来において日本側にこびりついていた悪弊は,日本の庶民における感情面から徐々に確実にとりのぞかれてきた。

 だが,そうした動向とは無関係であるかのようにして,端的にいえば「在日特権」という空想的に捻転しつつも錯綜してしまった “誤解の観念” にとりつかれた一部の日本人が生まれていた。

 「在日する特権」などと表現された “夢想の概念” ,白日夢的な狂信は,とりわけ,曾祖父母・父母祖の世代からこの日本に在住してきた在日「韓国・朝鮮人」のその子孫たちを,「人間存在」としてみなかったどころか,完全に無視する「無知と破廉恥」に囚われた立場を象徴していた。

 つまり,この図表(前掲の世論調査:「あなたは韓国が……」)から読みとれるのは,現在において〔厳密にいうとここでは5年前の表現⇒〕60代・70代の年齢層に属する人びとは,自分たちの両親や祖父母の年代から,それも相当に強い「隣国人差別の意識」を継承している者たちが,そのなかに含まれている。

 その「60代・70代の年齢層」の世代になると,もういい加減にその意識は解消していると受けとめることができなくはない。だがまた,その一部の人びとの心の奥底に残留していた,つまりどこからか仕入れた,密輸入させたごとき,その種の意識が “完全に消滅している” とはいえない。

 ◆ あなたは,安倍政権の韓国に対する姿勢を評価しますか。評価しませんか。

  評価する   48
  評価しない  29
  その他・答えない 23

   補注)世論調査といってもしょせんは,ミーハー的な感情判断を訊くほかない調査になってもいる。

 当時もまだ,安倍晋三の対韓姿勢はデタラメが基調にあってのことだが,そのような国際政治の問題性に関して,このアベ君風の精神の根底に隠されていた本当の魂胆を知悉する者(庶民)など,そもそも,初めからほとんどいるわけがなかった。

 それでもっての,なおも「この数値」であって,しかも少子高齢社会の年齢別構成層のそれぞれ分布状態も考慮にいればより深く探ってみれば,前段のごとき「世論調査の結果」になっていた点は,いちおう理解できる。

 さて,いまでは故人となっているが安倍晋三の “為政の本質” は,その間における空虚な実績(アベノミクスはその悪しき成果)からも即断できるように,単なる「やってる感」以上の実質はなかった。

 つまりは,安倍晋三の「内政と外交」全体にあって,この人自身の知的水準をより高く評価し直せるような貢献は,なにひとつなしえなかった。

 「国民(市民・庶民)側の立場・観点」にとってみれば,この安倍的な政治の行為でも「評価する」に値する要素がなかったわけではないと思いたがる人びとが,これまでたくさんの「アベ・ヨイショ本」を制作・販売されてきたが,彼が生前「ヨイショ!」と声を挙げて踏ん張ってきたことは,ひたすらにこの国の破壊であった。

 名宰相が挙げてきたその業績や成果であっても,アベのごとき「初老の小学生・ペテン総理」の手にかかると,まるで魔法の杖が振られてなんでもが石になってしまうがごとき風景が,2010年代からのこの国において現象させられる「普遍的な堕落常態」として,われわれの面前で嫌というほどみせつけられてきた。

〔記事に戻る ↓ 〕

 ◆ あなたは,日本と韓国の関係悪化で,経済や文化の交流に影響が出ることを,どの程度心配していますか。(択一)

  大いに心配している   14
  ある程度心配している  42(以上2項の合計は56%)
  あまり心配していない  29
  全く心配していない   12(以上2項の合計は41%)
  その他・答えない    3

   補注)この回答を,たとえば「心配している ⇔ 心配していない ⇔ その他・答えない」の3択の設問で迫ると,どうなっていたか? 「ある程度心配している」が42%,答えとして出ている点にが引っかかりを感じるといえば,(この点に関してならば)一定のところは「感じる」(?)。

 ◆ あなたは,自分が住む地域に,ギャンブルができるカジノを含む統合型リゾートを誘致することに賛成ですか。反対ですか。

  賛 成   20
  反 対   71
  その他・答えない 9

 ☆調査方法☆  コンピューターで無作為に電話番号を作成し,固定電話と携帯電話に調査員が電話をかけるRDD方式で,〔9月〕14,15の両日に全国の有権者を対象に調査した。

 固定は有権者がいると判明した2027世帯から1010人(回答率50%),携帯は有権者につながった2172件のうち914人(同42%),計1924人の有効回答をえた。


 ※-3『 ♪ 毎度お馴染み〈捏造ガセ論調査〉回収ちり紙交換でーす ♪』

 (以下は『阿修羅掲示板』のほうから続いて引用する段落となる)

 こちら記述は,かなりおふざけ的に展開されていたが,最近(2019年当時)における安倍晋三と麻生太郎の名ゾンビ的な迷コンビである「首相 × 副首相」の,まさにおぞましい統治下に置かれている日本国の現状であればこそ,まあひとまずは,これなりにまじめに読んであげる余地もあった。

 いうなれば,それこそ「いままさに《泥船》状態になりつつある」この国:日本の惨状,いいかえれば「ウソの・ウソによる・ウソのための安倍政権政治の真相(?)」に,少しでも接近できた気分に最低限はなれるはずである。

 補注)この本日の文章(中心部分),最初は5年前に書かれていたが,その間もこの国の諸状況は一向に上向きにならない。

この年の世界時価総額ランキングをみると1989年は
トップ50のうち32社を日本企業が占めていて破竹の勢いを感じさせる

2024年は最高値を更新し4万円台への突入も期待される1年となった
だが企業ごとの時価総額をみると世界までは大きな隔たりがある

2024年のトップ50にはトヨタ自動車の1社がランクインするのみ
そもそもバブル期の株価最高値は4万円未満であった

 いまから5年前の『世界の時価総額ランキング 2019・トップ100』というデータは,その時点(2019年)において50位以内に食いこめていた日本の会社はすでに,自動車会社のトヨタのみ1社だけ(46位)になっていた。このトヨタも近いうちにその50位から消えるかもしれない。

 --世論調査に関した本論に立ち戻る。ここでは,統計調査法の話題ともなるが,〈捏造数値〉の正しい読みとり方にしたがい,つぎのように説明してみるもの一興である。(ここで再度最後断わっておくが,前後する記述は『阿修羅 掲示版』に寄稿された「文章:主張」を参照している)

 1)「ゴミ売り捏造」(『読売新聞』のでっち上げ世論調査?)

 ☆ 内閣支持率:53%は,正しくは -20%=「33%」または × 0. 6=「31. 8%」が最大値である。
 
 ★ 内閣不支持率:35%は,正しくは +20%=「55%」または × 1. 4=「49%」が最小値である。

 この政党支持率に関していえば,

 「痔罠(自民)」:38%は,正しくは -20%=「18%」または × 0.6=「22. 8%」が最大値である。

 「立憲」:5%は,正しくは × 1.4=「 7. 0%」が最小値である。

 「無党派層」:39%は,正しくは +20%=「59%」または × 1.4=「54. 6%」が最小値である。

 2)「? 迷日(毎日)捏造 ?」の支持率

 内閣支持率:50%は,正しくは -20%=「30%」または × 0. 6=「30%」が最大値である。

 内閣不支持率:28%は,正しくは +20%=「48%」または × 1. 4=「39. 2%」が最小値である。

 この「政党支持率」は,さらに

 「痔罠(自民)」:34%は,正しくは -20%=「14%」または × 0. 6=「20. 4%」が最大値である。

 「立憲」:8%は,正しくは × 1. 4=「11. 2%」が最小値である。

 「維新}:5%は,正しくは × 0. 6=「3%」が最大値である。

 「混迷(公明)」:5%は,正しくは × 0. 6=「3%」が最大値である。

 「共産」:2%は,正しくは × 1. 4=「2. 8%」が最小値である。

 「れいわ」:2%は,正しくは × 1. 4=「2. 8%」が最小値である。

 「無党派層」:36%は,正しくは +20%=「56%」または × 1. 4=「50. %」が最小値である。

 〔小結として〕解りますでしょう? 現状では「60%超の無党派層から,毟ってきた “偽装数値” を「自堕落自公」に付け替えてるだけの「浅知恵・猿知恵」なんだよーん! (引用終わり)

 3) そういえば以前に,こういう安倍晋三政権の支持率(不支持率)に関する世論調査の数値を紹介したこともあった。

         支持率  不支持率
十勝新聞          24%   51%
ヤフー調査(2014年)     9    89
琉球新聞(2014年)     18    81
福島民報(2015年)     28    50
埼玉新聞(2015年)      6    83
日本農業新聞(2015年)    18    59
北海道テレビ(生放送で調査) 18    74


 4)「地方は “安倍自民 NO” 高知新聞『内閣支持率26%』の衝撃」(『日刊ゲンダイ』2019/01/20 06:00,更新日:2019/01/21 16:57,https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/245845 は,こう語っていた。

〔2019年1月〕16日付「高知新聞」の世論調査は衝撃的だ。昨〔2018〕年11~12月に県民向け世論調査を実施。安倍内閣の支持率はなんと26.8%,不支持率は倍近くの49.7%だった。

 昨年10月末に『日本農業新聞』が掲載した農政モニター調査でも,支持率は37.2%だった。大手メディアの世論調査とはえらい違いだ。政治評論家の森田 実氏がいう。

 「大手メディアの全国世論調査は恵まれた層を反映する傾向があります。地方では,自営業者にしろ,農家にしろ,安倍政権の恩恵にあずかっている人はほとんどいません。支持率26%,不支持率49%という高知新聞の世論調査は高知県だけでなく,地方の実情を反映したものです」。

 補注)以上のごとき『日刊ゲンダイ』の5年と3ヵ月近く前に報じた記事は,その現物紙面をつぎにかかげておく。全文が読める。

『日刊ゲンダイ』2019年1月20日


 補注)ということであれば,前段の 1) で再計算されていた「ゴミ売り新聞や迷日新聞による世論調査」の結果に対してくわえられた〈修正値〉は,意外と的を射ているといえなくはない。

 そのように感じてやまない「大手紙による安倍・忖度的な世論調査の結果」だと受けとめておくほかない要素が色濃く残っていた。われわれは,『安倍・スシ友的な新聞各社』による世論調査については,トコトンどこまでも眉にツバしながら読みこむほかなくなっていた。

〔『日刊ゲンダイ』記事に戻る→〕 それでもたとえば4年前の高知新聞の調査では,安倍内閣の支持率は38. 9%あった。今回,12ポイントも下げているのだ。自民支持者に限っても,前回の79. 3%から56. 8%へ下落。公明支持者に至っては,前回63. 8%から31. 5%に半減している。 “安倍離れ” が加速している。

 4) ある種の疑い

 つぎの世論調査に関する図表は,『毎日新聞』2017年6月20日朝刊に報道された記事から紹介するものである。前述中にかかげてあった『朝日新聞』による「最新:2019年9月中の世論調査の結果報告」に関した図表も再度,この下に並べておく。

『毎日新聞』世論調査結果
『朝日新聞』世論調査結果

 さて2017年5月の出来事であった。加計孝太郎(安倍晋三の血族ではないかという指摘もあった人物)が理事長を務める,学校法人加計学園岡山理科大学に獣医学部が新設される予定に関して,「総理の御意向」の問題が『朝日新聞』によって報道されていた。

 それ以前の段階,2017年2月9日において朝日新聞は,つぎのような事実に関してさらに報道を重ねてもいた。 

 財務省近畿財務局が学校法人森友学園に払い下げた国有地の売却価格が例外的に非公表となっており,朝日新聞の調査では豊中市に売却された国有地(14億2300万円)の1割程度で,ほかの学校法人が7億円前後で交渉するも近畿財務局が「価格が低い」として断念した経緯のある土地であり,

 また,学園の理事長籠池泰典は日本会議大阪の役員で,安倍昭恵が同校の名誉校長となっていると報じた。ただし,日本会議は「籠池の日本会議大阪代表・運営委員」は虚偽の報告であり,籠池は2011年1月に日本会議からも退会していると反論している。  

 註記)ウィキペディア参照。

最初は安倍晋三は籠池泰典とは大の仲良しであった
しかし現在の籠池夫婦は檻の中

 はたして,いかほどに有意にそれらの内容が相互に関連しているか決定的な確証はないものの,この2017年の前半の時期において,かなり急に落ちてきた安倍晋三政権支持率(世論調査の調査結果)が,この時期をだいたいの境界幅に挟んだかっこうで,事後は盛り返していた。

 本来であれば,あの「モリ・かけ両学園問題」によって,世論からする安倍晋三政権への支持は,全体的な傾向してはそれ以降も確実に落ちていくはずの時期において,なぜか,その逆の方向もまた明確に出ていた。

 本ブログ〔とはいっても何代か以前のそれ〕は,2016年12月26日の記述,「安倍晋三政権支持率,世論調査の高い数値は本当か? 安倍政権4年間の総括」ともって,「本日における前段の記述」では一部をとりだし,触れていた「地方紙の世論調査結果」をかかげていた。

地方紙支持率の「2013年から2016年まで」の
世論調査結果

 安倍晋三の第2次政権が2012年12月26日に発足してから〔この記述が最初に公表されてからだと〕6年と9ヵ月が経ったころすでに,この国の為政(内政も外交も)はさんざんに目に遭わされるばかりになっていたし,結局,なにも「生産性(!)ある仕事」を成就できなかった。

 2024年10月の時点になるだいぶ前から分かりきっていた事実であるが,安倍晋三の政治はこの国を壊してきた。「初老の小学生・ペテン総理」だとブログ『くろねこの短語』に指称されたアベ君のことだけに,なにをやっても亡国の首相,国恥・国辱の総理大臣,くわえては「国賊呼ばわり」までされたこの「世襲3代目の政治屋」であった。

 政治家(政治屋)たちがよくいうことには,自分たちの仕事・業績については「後世の歴史家の判断に委ねたい」などと,はなっから寝ぼけた発言をしばしば放っていたが,安倍晋三の通信簿「状態」からも納得がいくように,政治屋ではないまともな政治家の任務に関する勤務評定・人事考課ならば,即時的になされて悪いことはなにひとつない。

 ろくでもない政治屋連中に限って,自分たちの息がまだあるうちは,自分たちがかさねてきた拙劣やゴマカシ,あげくは不正および不誠実な政治手腕の発揮などがとりあげられ批評されることを,いっさい耳にしたくない。それだけのこと……。

 これからもこの “残念至極の体たらく的・冷酷政権” がつづくのであれば,国民・市民・庶民にとって,今後における生活はさらに塗炭の苦しみを味わされる「3流の極右・反動政治」が深まるほかない。〔2019年〕10月からは消費税が10%になる(⇒2024年10月時点から振りかえっていえば「そうなっていた」)。

 2019年9月9日に千葉県を狙ったかのように襲来した「台風20号の被害」を目前にしていた安倍晋三とこの政権の対応ぶりは,まさしく国民(県民不在)の冷酷な,あたかも棄民待遇のような対応であったと非難されている。ところが,当時の安倍君はそのような批判などどこ吹く風かといった態度のままであった。

 ここでは,その種の安倍的な問題性はつぎの記事を参考にすることを勧めておきたい。リンクのみ張っておくが,さらにひとつの画像資料(下の後藤田正晴の画像とここに記入された文句)もそえておく。

 ▲-1「千葉で停電続くも安倍政権はいまだ冷酷対応! 『関係閣僚会議』も開かず菅官房長官は『台風被害』なのに『豪雨被害』と」『リテラ』2019年9月16日 10:35。リンク先住所はこれ。

 ▼-2「後藤田正晴の安倍批判文句」は観てご覧のとおり。

全然活かされなかった後藤田正晴の指摘・批判

 追記)安倍晋三のやったこと・なしたことのすべてが,もとより理はなかったし,むろん義もなかった。

 ※-4「こんな人」(無知と国恥)が長期間,首相をやっていたこの国だったから没落傾向に歯止めがなくなっていた

 「安倍首相の成蹊大学の恩師が涙ながらに批判! 『安倍くんは間違っている』『勉強していない』『もっとまともな保守に』」(『リテラ』2016年6月5日 09:05,https://lite-ra.com/2016/06/post-2310.html)から引用する 

 国会ばかりかサミットでも無知をさらし,ウソやこじつけを吐いて日本,いや世界中の良識ある人たちから呆れられたかつての安倍首相であったが,しばらく経つと,意外な人たちからも痛烈な批判が口にされるようになっていた。それは,学生時代の安倍晋三を指導していた出身大学・成蹊大学の元教員たちだ。

 たとえば,安倍首相の出身学部である法学部で当時,教鞭をとり,安倍首相も授業を受けていたはずの加藤 節名誉教授は,こんなきびしい言葉を投げかける。

 「大学の4年間などを通して,安倍君は自分自身を知的に鍛えることがなかったんでしょう。いまの政権の最大の問題点は,二つの意味の『ムチ』に集約されていると私は思っています」。

 そのうえで,加藤名誉教授はふたつの “ムチ” とは

   ignorant (無知)
   shameless(無恥)

のことだと説明する。

 母校の恩師とは思えない手厳しさだが,加藤名誉教授の批判はそれだけに止まらない。安倍首相が2013年3月の参院予算委員会で憲法の最高権威である故・芦部信喜氏を「しらない」といい放ったことを挙げて,さらにこう指摘している。

 「(晋三氏は)政治学科ですし,憲法もしっかり勉強しなかったんでしょうね。しかし,改革を訴えているのに,(芦部を)『しらない』なんていうべきではない。まさに無知であることをまったく恥じていない」。

 補注)以上を読んで不思議に感じることがあった。成蹊大学はその程度の学生でしかなかった安倍晋三君に対して,難なく「卒業に必要な単位を出し」,そして,いわゆるトコロテン式に「卒業させていた」のか,と。

 この種類の事実に関した疑問は,前後する話題:記述をめぐっていつもであったが,なにかが変で奇妙だと指摘されるまでもなく,どうしても残されたままであった。

〔記事に戻る→〕 そして,こんな人物だからこそ,集団的自衛権を "憲法解釈" だけで変更し,特定秘密保護法や安保法制を制定するなど数々の暴挙をおこなうことが可能だったのだ。

 アベノミクス失敗の批判を免れるためだけにサミットで手前勝手なデータを捏造し,「世界の経済危機」などという大ウソを世界に発信し,公約や前言を簡単に翻すことに,なんの躊躇もなく恥じることがない。

 補注)「嘘つきは安倍晋三の始まり」という名言まで流布するようになった日本の政界であったが,この人が非常に立派な日本の首相の1人だという評価(?)を,あえて高くかかげる場合もあるゆえ,話題はナゾナゾの局面にまで到達した。

〔記事に戻る→〕 執筆者の〔『安倍家三代-世襲の果てに-』朝日新聞出版,2017年を書いた〕青木〔理〕氏は,安倍首相のことを〈空疎な小皇帝〉と称しているが,まさに本質を突く表現だろう。

 しかし,その空っぽなものによって,日本はとんでもない危険な道に引っぱりこまれようとしている。成蹊大学の恩師たちの言葉にもっとも真剣に耳を傾けなければならないのは,私たち有権者なのかもしれない。

 補注)そうした危惧は現実のものとして到来した,襲来してきた。日本の有権者は大まかな分類でいうと,2人に1人は選挙にいかず棄権しつづけている。

 投票率がいつも70%になっていれば,自民党がこれほどにまで腐敗・堕落した惨状のなかで,日本の政治がその基盤をじわじわと沈下させていくほかない現状にはならなかった。

 結論をいうまでもなく,その後の経過によって,21世紀のいまの「日本はとんでもない危険な道に引っぱりこまれ」た。これを是正させうるのは,いったいどこの誰か?

 現在,遅きに失したというほかない時期まで追いこまれてはいるものの,安倍晋三が破壊してきたこの国を救済・回復させる仕事:負担が目前に山積状態である。政治家の仕事だといって,ただ任せておくことはできない。

 ▼?▲?▼ 「第1次,第2次~第4次計8年の長期にわたりながら,歴史に残るレガシーをなんら残さず,惰眠を貪っている安倍晋三政権……」(板垣英憲,2019年9月18日)。

 その後,菅 義偉や岸田文雄の政権が4年間ほど継続してきたが,安倍晋三亜流というか,さらにそれ以下のボンクラ政権としての記録しか残せなかった。とくに岸田のアベ亜流ぶりときたら最悪,最凶。この人の記憶といったらそれしかなく,あとはオボロ……。

「世襲3代目の政治屋」の駄目さかげんが満開であった

 重ねて紹介しておくが,たとえば現在首相になっている石破 茂は読書家であるが,森嶋道夫『なぜ日本は没落するのか』岩波書店,1999年を読んでいるか?

 この本の核心を少しでも理解できる政治家であるならば,麻生太郎に毛嫌いされてきた石破であっても誰であっても,この本の書名そのものは暗い印象があったとはいえ,今後におけるこの国の方向性を再考するために役立つ中身を用意していた点は,得心できたのではないか。

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