オーストリア チロル地方の春
今回は、ヨーロッパ公演のorganizer K婦人に感謝の意を伝える事と、ご家族の安否を知る為に、ケルン近郊のオプラーデンの街におもむいた。そこで、衝撃的な事実を知る事となり大きな打撃を受けた。予感的中で、今回の「みそぎ旅行」の意味を深く再認識した。その意味とは、ご子息の自殺とご主人の痴呆症と言う、重い現実だった。ご主人は、全てから開放された様な微笑みを終始浮かべ、私には救いとなった。涙より笑顔が良い。
その後、世界で一番美しいと私が思っている、大好きなオーストリアのチロル地方、ノイシュティフトと言う小さな町を訪れ、滞在した。そして、何もしない贅沢を楽しんだ。その時期は一面、黄色のたんぽぽに覆われた草原を見る事が出来、さしずめ天国の入り口に立った様な幻想を抱いた。散骨が許されるなら、私は、ここにしたい。ノイシュティフトの毎日はスローライフの典型であり、居心地の良さには深く感謝した。動画では2人の表情と動きに注目して欲しい。自撮り棒初体験で、映る事に恥じらいを見せている2人が居る。構成、編集、解像度共 満足は出来ないが、ありのままを見て欲しい。自分の企画した旅行を、知識の浅い2人が堂々とこなせる現代を脅威に感じる。やるべき事は全てYou Tubeで勉強した。眼の前の情景が初めてではないことは大きな自信となっていた。次は月旅行かな?
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