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手を変え品を変え自分の伝えたいメッセージを作品に落とし込む~『ブルーピリオド3』~
印象に残った言葉たち
美術は文字じゃない言語なんですから
「言いたいこと」は変えていない
「手段」を変えてたんだ・・・!
「構図」は「言いたいこと」じゃなくて
「手段」じゃん
・・・俺はずーっと
「手段」で「手段」の絵を描いてたのか・・・
好きなことをやるって
いつでも楽しって意味じゃないよ
確かに本来食べ物を分け与えるってよほど信頼関係がないとできないことではある
「同じ釜の飯を食う」って言葉があるくらいだしな・・・
感想
読んでいて確かに、小説を読んでいて手を変え品を変え伝えたいメッセージを込めている作品は多いと思った。
村上龍の作品が好きだ。『コインロッカーベイビーズ』『愛と幻想のファシズム』『5分後の世界』などはメッセージが似ていると思っていた。
天才に自分を意識させることができることは何よりもうれしい気持ちはよくわかる。
僕は色々文章を書いているが、果たして読んでいる人に伝えたいメッセージはあるのか?
いま一度考えてみようと思う。
書籍情報
ブルーピリオド3
山口つばさ
講談社
2019年3月15日 第6刷発行