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つぶやき

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日々の生活で感じたことを、少々ポエマティックに。
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#自分

好きな映画の話

好きな映画の話

あなたにとっての好きな映画はなんだろう。
友人と飲んだ時、このネタでお酒がいくらでも飲めてしまうのは、歳をとったせいであろうか。
映画でもドラマでも、小説でもチラシでも、なぜこのように作られているのか、撮られているのかがとても気になるようになった気がするし、
これは何を伝えたいのかと考えるようになってしまった。
製作側は、商業目的で、自己表現の為で、忖度を盛り込んで、予算内で、それでいて観る人に対

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子供の成長

子供の成長

今までの移動手段がハイハイしかなかった息子が

ついに歩くことがメインの移動手段になった。

子供の成長は遅いようで早く
微妙な変化のようで大きな進化を遂げている
見える景色も変わり
自分の手が届く範囲が広がっていく
世界の領域が、いつのまにか拡大している

大人の自分はどうだろうか
進化を遂げているだろうか
世界はその領域を拡大しているだろうか

子供は無意識で無知識であるが故
大人の常識を簡単

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主体性 part2

主体性 part2

仕事を選ぶもっと前の、なにをしたかったのか、そもそもなぜ建築学科に進んだのか。
夜空を眺めながらそんなことを思い返していた。

僕が建築学科に進んだ理由、それは

「家を建築したい」

という思いだった。

中学校時代、実家が家を建てた。
その時の思いが、そもそものスタートだった。
僕は、こんなに激烈に自分の人生の時間をこの会社の為に捧げている。
しかしそのエネルギーを、もっと自分のやりたいことに

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主体性 part1

主体性 part1

人生において最も大事にしている言葉は何かと言われたら、僕は

「主体性」

と答えるだろう。

人は物心ついた時には命があり、容姿と身体が既に決定づけられ、家族に囲まれ、社会の中にいる。
こう書くと私たちは命を能動的に与えられているような気がする。
気づいた時にはすでに私の人生は始まっているのである。

それでは、この与えられた人生を一体どう扱えば良いのだろう。

この「与えられた人生である」とい

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人間の四大欲求 part3

人間の四大欲求 part3

やりたくない仕事をなんとか続けて家族を守っている人も、趣味がこうじて仕事にできている人も、なんとなく仕事をしている人も、世の中には沢山のスタイルで仕事をしている人がいるだろう。
優劣などない。ただ、そこにはその人の人生があるだけである。

しかし、自分の人生に焦点を当てた時、心から湧き上がる感情を自分の予想以上に満たしてあげたいとも思う。夢で見るような、理想の人生を、歩ませてあげたいとも思うのだ。

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人間の四大欲求 part2

人間の四大欲求 part2

僕たちの行動原理、つまり、生きていく意味みたいなものがもしあるのだとすれば、それは単純に、この

「本能を満たすこと」

ではないだろうか。
至極当然のことを言っているようで少々恥ずかしいが、改めて考えてみる。

本能を満たすことが、生きている上で最も欲求を満たしていることは言うまでもないが、言い換えると、その本能を満たせない状況に陥ると、途端に行動欲求が湧き起こる。
ご飯が食べられない時代、たと

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強烈に嫉妬を感じる時

強烈に嫉妬を感じる時

テレビやネットメディアを見ていて、とても嫉妬を感じることがある。
それは、自分でもできたらどれだけ気持ち良いだろうか、という類の嫉妬である。
特に、そういった場面を見た時は、これからあとどれくらいの時間をかければ追いつけるのか、
今までなんで取り組んでこなかったのか、
といったような感覚が湧き起こる。
いざ手をつけてみると、壁の高さに畏れ慄き、すぐに諦めてしまうこともしばしば。そして時が経って偶然

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日々の暮らし

日々の暮らし

家族がいて、手料理が食べられて、居心地の良い寝床がある。かつては、そんな状況を理想だと思っていたけれど、いざ手に入れるとそれが普通だと感じることがある。
日々の暮らしを彩るのは、自分のモノノミカタに依存するものだ。