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人間の四大欲求 part3
やりたくない仕事をなんとか続けて家族を守っている人も、趣味がこうじて仕事にできている人も、なんとなく仕事をしている人も、世の中には沢山のスタイルで仕事をしている人がいるだろう。
優劣などない。ただ、そこにはその人の人生があるだけである。
しかし、自分の人生に焦点を当てた時、心から湧き上がる感情を自分の予想以上に満たしてあげたいとも思う。夢で見るような、理想の人生を、歩ませてあげたいとも思うのだ。
その人生の活力でもあり、無いと絶望が襲ってくるもの、それが「承認欲」では無いだろうか。
身体ののマストコンディションが三つの欲求だとしたら、精神のマストコンディションは「承認欲」であるのではないか。
この考察が何を目的に展開されているのか、それはずばり
楽しく生きる
この為である。
僕たちの日常は、全てが今までの自分の選択が積み重ねてきた事実の連続の上に成り立っている。
この先どういう人生を過ごしていきたいのかという問いに対して、もしポジティブなベクトルに向かっていきたいという気持ちがあなたにあるのなら、この本能を満たすことに注力するべきなのである。
必要最低限のお金を手に入れたのならば、この承認欲を存分に求めていくことは、自分に対して素直な行動なのではないだろうか。自分が思う理想の自分は、きっとあんなことやこんなことを、楽しげに軽やかに表現し、周りには沢山の仲間が集まっているのだろう。
この承認欲を四大欲求の一員として理解し、危機感をうまく仲間につけながら、自分の行動意欲をデザインしていく。相手にどうしたら感動を与えられるだろうか、どうしたら喜んでもらえるだろうか、どうしたらこの社会に私は貢献できるのだろうか。
まずは目の前の人に喜んでもらおう。目の前の人に笑ってもらおう。その幾重にも積み重なった歩みの先に、理想の自分が待っていてくれるはずだと信じて。