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単元別ポイント06_栗木京子「短歌に親しむ」・「短歌を味わう」(光村中2)

自分の経験をもとに、中学校の国語教科書教材におけるポイントを簡単にまとめていきます。

中学2年生の光村教科書から開始し、いずれは3学年分すべて作成できればと思っています。

第6回は短歌の単元構想です。短歌というと内容把握が難しく、忌避されがちなところですが、生徒自身に作成してもらう活動を通して、主体的・積極的に取り組むことのできる授業を目指していきたいと思います。

※記号の凡例

・:作業、確認

◎:発問

★全3時構成

〈第1時〉

◆「短歌」についての基礎知識確認

・「短歌」について、教科書や便覧などを通して理解する。(下記動画も参照)

・短歌における表現技法の確認(ポイント01の第1時と同様)

◆教科書教材の確認

◎教科書68~70ページを読み、筆者の捉える「短歌」とはどのようなものか、一言でまとめてみよう。

→個人+ロイロノートの提出箱で共有


〈第2時〉

◆68~70ページの短歌5首についての確認

・教科書の解説文を読みながら、短歌5首について確認をおこなう

【確認内容】

 ⑴句切れ  ⑵表現技法  ⑶短歌の内容を簡潔に

◆72ページの短歌6首について、短歌分析をおこなう

◎72ページの短歌6首について、上記3つの観点に沿って分析してみよう。

※ジグソー法で実施(エキスパート活動→発表→クロストーク)


〈第3時〉

◆前時の残り

・発表、クロストークが終わらなければ実施

◆短歌作成

・東洋大学「現代学生百人一首」への応募を告知する

・以下の観点をヒントとしながら、各自短歌を作成する

【短歌作成のためのヒント】

⑴テーマを考える ⑵決めたテーマについて、短い物語を作る ⑶作った物語を語順に注意しながら字数内に収める

※当選作品なども参考にさせる


〈一言コメント〉

短歌の単元は非常に難しいと個人的に感じています。解釈にも揺れがありますし、生徒の状況によってどこまで解釈させるのかに悩む部分も多いからです。ただ、「短歌」というものが楽しいものであるということをまずは生徒に知ってもらうことが何より大切だと思います。それに伴って、生徒の状況によっては解釈に余地を残すことも大切なのではないでしょうか。


※参考サイト、文献




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