欲しい本は欲しいときに
欲しい本が絶版になってしまって売ってない
ネットで見つけてもめちゃ高い値段がつけられている
中古で探そうと思ってるけどなかなか出会えない
こんな経験ないでしょうか。
私は書籍の編集者ではなかったので本を売るということはしたことがなく、そもそも本ってどうやって書店に並んでどうなったら増刷されるのかなんて仕組みは全然知りませんでした。後々興味を持って調べたので今はなんとなくの流れがわかりましたが、多分一般的には私のように「本は注文すればいつでも買える」と思われているでしょう。本は書店に行けば買えるもの。そうあってほしいけれど、需要があるからその人の分だけ重版なんてことはできるわけもなく、刷った分が全部売れてしまった著作物っていうのは手に入れるのが難しいです。
私は今どうしても欲しい本が2つあります。
一冊は、2010年に発売され、その内容は古びれることなく今もデザイナーの間で愛され続けている「タイポグラフィ」についての本。こちらはすでに絶版になっており、今は書店で売っていないものです。電子版は買って持っているのですが、どうしても紙の本で持っていたい。メルカリで毎日検索してるのですがなかなか高い値段がつけられていてまだ手が出ません。
もう一冊は、大ベストセラーになった、とあるお仕事小説。実は電子版も紙の文庫本も持っています。でも好きすぎて単行本がほしい!さっきAmazonで検索かけたら単行本の「新品」が出てこず、え、もしかして単行本もう買えないのか?!とショックを受けています。。。単行本の売れ行き良すぎですぐに文庫化されて、その文庫は売れ続けている。文庫はたびたび重版されているようだけど、そうするともう単行本は重版されないのか。このトラップは知りませんでした。単行本欲しかったら地道に中古をあたるしかなさそうです。
だからさ、やっぱりほしい本は欲しいと思ったときに買うのが一番なんだな。こうやって「欲しくても買えない。だって売ってないから」という状況は悲しすぎる。
そんなわけで今日、いまこの瞬間見つけた「ほしい本」
ビビっときたなと思ったら碧野圭さんの最新刊でした。
書店ガール大好きだったな~。
まだお金がなく図書館通いしまくったときにむさぼるように読んだ碧野圭さんの本。最新刊、ぜひ単行本で手に入れたいと思います。
欲しい本は欲しいときに、自分の手が届くときに。
ちゃんと買っておこう。