オンライン飲みはズボラな私に向いている
オンラインでのやり取りが日常になりました。オンライン飲みができるようになったのは私にとっては大きい。もともと友達がすっごく少ない人間なので飲み会というものにほぼ行きませんが、片手で足りるほどの数の友達とはやっぱり会いたいなぁと思うんですよね。でも家のこととかいろいろ考えると外出て行って飲むのは億劫だよなぁと思っちゃう。
一方、家で一人ゆっくり飲んでいるときにたまたま友達から「今日オンライン飲みしない?」と言われると「いいねー」とその申し出にのることができます。気軽に友達に会えるのいい。このラフさが心地いい。気分が乗らなければ「今日はやめとく」と言ってもいいし、自分に都合よくやれるのがとても気楽で好きなのです。
つい先日のこと。
友人から「ダメだ!頭ぶっ壊れた!」というLINEを受け取った私は「飲み会する?オンライン」と送っていました。その時そういう気分だったし家事も終わってて自分の時間たくさんあったもんで、タイミングが良かったのです。文字通り急遽開催となったオンライン飲み。メイクも落として部屋着のまま、食べたいものと飲みたいものを用意して画面越しに乾杯。他愛ない会話をつらつらと楽しんだのでした。
オンラインのいいところは、思い立ったときに実行できるところ。
ちなみに私は、何か予定を入れると予定のあるその日の朝「やっぱ行くのめんどくさいな」と思ってしまうところがあるので、予定を立てるということが苦手です。自分一人で完結する予定ならさっさと変更すればいい話だけど相手がいるものはそうはいかない。ドタキャンって感じ悪いしな・・・。飲み会なんかはいい例で、コンディションがめっちゃいいとか、そもそも超行きたい・会いたい人がいる飲み会だとか、そういうスペシャルな条件が揃っていて、且つ自分のテンションが高い水準で保たれたままだという条件が揃わないと必ず、「今日かー・・・やだな」と思ってしまう。自分でも自分が超めんどくさい。
だから、思い立ったそのとき即座に開催できるオンライン飲みは私には都合のいい方法なのです。気分が乗っているうちにすぐGoogle meetのURL発行してミーティング開始してしまえ。わくわくの気分から抜け出す前に始めちゃえ、という感じで利用しています。
私の場合ですが、顔見て話せれば実際会っているのと感覚的に一緒なんで、あー久々会えてよかったな、充実してたな、楽しかったなって思えますね。LINE上で文字のやり取りしてんのとはだいぶ違う。顔が見えるだけでこんなに印象違うのかと思うけれど、実際そう感じるのです。
私はこないだまで台湾に仕事で行っていた話とか、最近はまっている本のこととかを話し、友人は仕事の人間関係のことを相談してきたり好きなアーティストの宣伝してきたりして、まぁとにかく話があっちゃこっちゃいってたけどとっても楽しかったなぁ。自分の話したいことを話しても相手を傷つけず、相手に気を遣わせず、ことばのキャッチボールなんて気にせずにとりあえずことばを出して広げていくという時間が、とても不思議で安心できました。そして、お店が終わる時間を気にするでもなく、中断したいときは勝手に中断でき、じゃあまたねーと自分たちのタイミングで終わりにできるオンライン飲みの魅力にまた取りつかれ、その日の飲み会を終えたのでした。
こんなnoteを書いてしまうほど実は感動していたのだなと思ってちょっとびっくりしています。たかだかオンライン飲み、されどオンライン飲み。自分に合った方法を模索しつつ、楽しんで生きていきたいですね。