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松下 育男
2024年3月20日 21:02
本日、対談をした金井雄二さんの詩を読みます。金井さんの詩がいいなと、ぼくが思うのは、なんでもない時間の中にいることを書いているのに、そこから叙情がにじみ出してくると感じられる時だ。そうか、こんなになにげないことを書いているんだと思って、読みながら油断していると、まさに詩に足をすくわれる。あっと、思って、その時にはもう金井さんの詩にとらわれている。金井さんの詩は、どこか、草原の中にひっそりと