息子が部活に行かなくなった…その時の母。
息子が高校2年生の時、所属していたサッカー部に突然行かなくなった。何があったのかはわからない。
(聞いても答えてくれないお年頃)
強豪校サッカー部だったので、他の部員はほぼ毎日練習。なのに息子は帰ってゲームばかり。
ここでありがちな
【あなたの事を思って言うけど…】
発動。
母 「練習行かないなら、せめて勉強頑張れば❓」
息子 (うるせ〜💢オーラ全開)
この一見、
【あなたの為に言ってるのよ】に見せかけた、
【母が安心する状況にしたいが為のアドバイス】
自分がモヤモヤしたくないから相手を変える為に言ってるだけ。
せっかく1年生の時、練習頑張ってきたのに…このまま行かなくなってしまうんじゃないかという不安と、幼稚園からやっていたサッカーを諦めたのに、(←勝手に諦めたと思い込んでいる)成績も悪いんじゃ何も残らないじゃん…せめて勉強頑張ってくれれば…と、勝手にモヤモヤからの余計な一言。
結論から言うと、半年くらい休んで部活に復活した。
2年生の半分は休んでいた為、3年生になってもレギュラーにはなれなかったが、それでも本人はそれをちゃんと納得した上で、毎日練習に通った。そして最後、部員として立派に卒業した。
よく聞かれる。
「どうやって復活させたんですか❓」と。
いつも戦っていました。自分と。🥊
(見てるとイライラするぅ〜💢いっそ言ってしまおうか…👿)
🆚
(待て待て🙅それは自分がラクになりたいが為の余計な一言だ。)
とにかく息子を信頼しようと決めた。息子の人生は息子が決める。
時間がかかったとしても、待ってみよう。自分で答えを出すまで。
それがたとえ退部だとしても、息子が決めた事なら。
他者の問題は他者のもの。
たとえ、それが自分の子供でも。
それを自分の感情とごっちゃにして親であるがゆえ、トンチンカンなアドバイスをしてしまう。
【見守る】と【見放す】は違う。
子供が何かに向かって歩いて行く時、その背中から決して目を離さない。途中転んだり、何かとぶつかったり、その度に子供は不安そうに後ろを振り向く。その時、しっかり目を合わせ、(大丈夫だよ。ちゃんとここにいるから👍)
この感じが【見守る】
「もう勝手にすれば」
言っても聞かないし、言うだけ無駄だからと、意識を向けないようにする。【見放す】
不器用だった私は、もう1人の自分と、心の中で戦いながらなんとか【見守る】事ができたと思う。
結果、息子は自分の道を歩いて行った。
「俺、明日から練習行くわ」
この一言を聞いた時の嬉しさは今でも忘れられない。
「そっか。じゃあ明日から練習用の弁当も作るね」
平然を装っていましたが、母の心の中は“お祭り騒ぎ”でした。😆✨