やるからには うまくなりたい ~ミスターレオ 石毛宏典~
みなさん、こんにちは。Naseka です。
職場では監督者として、
日々チームをまとめることに四苦八苦しています。
ここ最近(2~3年?)、NHK BS の
「レジェンドの目撃者」という番組に
ハマってます。
レジェンドと評される実績を残された方々の
様々なエピソードを、本人はもちろん
関係者の証言も交えながら考察していく番組です。
レジェンドたちが
どのような信念・哲学・考え方をもって
その競技を続けてきたのかを
垣間見ることができます。
〜ミスターレオ 石毛宏典〜
昨夜も放送されたのですが、
「レジェンドの目撃者 〜ミスターレオ 石毛宏典〜」
非常に面白かったです。
私が仕事柄 チーム作り・組織論について考える際に
理想としているのが、黄金期の西武ライオンズ。
その黄金期の中心メンバーであり
チームリーダーだったのが
「ミスターレオ」こと 石毛宏典 氏です。
私が生まれる前から活躍されていた方なので
現役時代をリアルタイムで
見ていたわけではないのですが、
書籍やゲームで知ってから、
リスペクトしております。
私も職場において、
石毛氏のようなリーダーになりたい
と日々 思っています。
今回は 観ていて 特に印象に残ったエピソードを
紹介したいと思います。
※ メモを取らずに見ることに集中していたので、
言い回しや表現には 些か不正確かもしれません
「やるからには うまくなりたい」
目撃者からの
「石毛さんは天性の野球少年」
「野球が好きだったんじゃないかな」
というような証言に対して、司会者が
「実際に野球は お好きだったんですか?」
との質問する場面がありました。
石毛氏の答えは
「好きでも嫌いでもないけど、
やるからにはうまくなりたい
と思ってやってきた」
でした。
個人的に 最も印象に残った言葉でしたね。
私が黄金期の西武ライオンズを
理想とする理由のひとつに
各メンバー(特にレギュラー陣)の
プライドと責任感の強さ
があります。
これは言い換えれば、
「プロ意識」
とも表現できるでしょうか。
石毛氏の この言葉に、
そのプロ意識を垣間見た気がしました。
仕事をしていると、
「こんなもんでいいか…」
「別に好きでやってる仕事じゃないし」
なんて考えたくなりませんか?
私が仕事をしていても、周囲の同僚には
そんな心境を言外に感じます。
彼らを見ていて
「なぜ ちゃんとやらないのか」
「私たちはお金をもらっているプロじゃないのか」
と言いたくなることも しばしば。
そう思う一方で、かく言う私自身も
同じように「易きに流れて」しまうときはある。
(私がリーダーとして未熟である点のひとつ…)
もちろん 好きでやっている仕事については、
言われなくても クオリティを求めていくでしょう。
「こんなクオリティじゃ満足できない」
「もっと良いものにしたい」
内発的動機が与える力は とても大きいですからね。
理想という意味では、
こちらの方が最適かもしれません。
ただ、みんながみんな
好きなことをできるわけではありません。
仕事でも趣味でも、個々人がおかれた
環境や条件、巡り合わせや運命といったものも
影響すると思います。
私自身、仕事に関しては
まだ本当に好きなことには出会えていません。
それでも
「やるからには ちゃんとやろう」
「どうせやるからには、クオリティを高めよう」
といった姿勢は大切だと思います。
特に仕事においては、対価を得る「プロ」として
「やるからには ちゃんとやる」
「やるからには 常に高いレベルを追求する」
ことを忘れてはならないと思います。
それを遥かに高い次元に昇華したものが
「やるからには うまくなりたい」
の石毛氏の言葉の中に見えた気がします。
まとめ
「やるからには うまくなりたい」
これは石毛氏の言葉であって、
私の言葉ではありません。
それでも、
そう思って仕事や趣味に
励んでいける人間になりたい
そう思いました。
他人の考えを変えることは とても難しいですが、
まずは自身の意識から改めていきたいものです。
余談 ~NHK と受信料~
余談ですが、NHK には受信料の話題がつきもの
賛否両論ありますが、
こういった素晴らしい番組を制作してもらえると
支払っている甲斐があったと実感できますね。
これからもこういった学びが得られる番組を
作っていっていただきたいです。
お読みいただき、ありがとうございました。
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