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「私の読書感想文 『神・時間術』を読んで」

樺沢紫苑 先生の「神・時間術」という本を読み終えました。

勉強になった箇所を書き残したいと思います。

Ⅰ 「『時間』は、人生の『通貨』」(P7)

日常、お金を何に使うか?はよく考えると思います。
時間に関しても、お金のように、何に、どのように使うか?で人生が変わる旨が記されていて、自分もよく考えないといけないなと思い出しました。

Ⅱ 日本の労働生産性と自殺率の関係性(P46~51)
労働生産性は、企業・組織としての生産性やイノベーションの進行とも関係することから、一概には言えないものの、2016年統計で、日本の労働生産性はOECD加盟国34カ国中22位、主要先進7カ国中最下位。それでも、GNPは世界第3位。効率が悪い分、長時間労働でカバーしている。
アメリカ留学の話が興味深かった(P112)。
勤勉と言われる日本人のワークスタイルが、アメリカ人から見ると残業になるような時間の使い方で、ダラダラしている感じがするとのエピソードが、新鮮な視点で面白かったです。
そして、労働生産性の低さが、自殺率と関係している可能性があるとの指摘も興味深く、逆に、労働生産性を良くすれば、もっと日本が良くなることの記述は、希望が持てる話でした。

個人的には、盲目的に働くのではなく、主体的に働くのが重要かと思います。

「木こりのジレンマ」という寓話の例がわかりやすいかと思います。

なお、「生産性向上」の大切さについては、勝間先生も話されていますので、参考にしてください。

Ⅲ 「『自己投資』のために時間を使う」(P52~64)
「ライフ(人生)を楽しむ」ことと「ワーク(仕事)で成果を出す」ことは両立できないよと思っている人は多いが、時間に対する考え方と時間配分が違うだけという話も感銘を受けました。お金だって、ポートフォリオを考えるんだから、時間だってそうだよなと思いました。

Ⅳ 「時間は、単に『使うもの』ではなく、時間を使うことで、『時間を創り出す』もの」

第五章の時間創出仕事術(P216~246)で、特に良かったのは、「フォーユー」仕事術です。お金に関して有名な「両学長」が時間単価を意識した生き方をYouTubeで話されていましたし、勝間和代さんもYouTubeで信頼資産の積み立ての大切さの話をされていたこととリンクすることかと思います。相手の時間を奪わない、相手の時間も大切にし、尊重することで、自分の時間も尊重される話は良かったです。

Ⅴ 「自己投資する」

「自分のメインスキルに自己投資する」の視点は、良かったです。

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