過去を手放し、未来に目を向ける
ベストセラーになった
岸見 一郎・古賀 史健 (著)「嫌われる勇気」の続編、
「幸せになる勇気」の中に「三角柱」の例え話が出てきます。
その三角柱の2つの面には、
「悪いあの人」 「かわいそうな私」
と書いてあります。
一つの方向から見たとき、
ほとんどこの2面だけを見て考えてしまうようです。
例えば、
・職場の人がいつも差し入れしてくるから痩せられない
(悪いあの人)
・私は忙しくて時間がないから運動なんて無理だ
(かわいそうな私)
といった具合です。
確かに、一見、
これらの状況は変えられない、と感じるかもしれません。
ダイエットや新しい習慣を始めるとき、私たちは無意識に
「悪いあの人」や「かわいそうな私」の面ばかりを見てしまうことがあります。
でも、ここで大切なのは、
そこからは見えていない、もう一つの面に目を向けること。
その面には、なんと書いてあると思いますか…?
3つ目の面には、
「これからどうするか」 と書かれています。
「これからどうするか」に意識を向けることで、
一気に考え方が変わってきます。
・差し入れを食べるかどうかは自分で選べる
・忙しい中でも30秒のストレッチから始めることはできる
このように、どんな状況でも、
自分にできる小さな選択や行動を見つけていくことが大事です。
過去や他人に焦点を当て続ける限り、
変化は難しいかもしれません。
でも、「これからどうするか」に目を向けた瞬間、
未来を創るための力が自分の中にあることに気づけます。
そして、習慣化は小さな一歩を積み重ねることで、
確実に進んでいくのです。
今日は一つでいいので、
「これからどうするか」を具体的に考え、
行動に移してみてください。
それが未来の自分を大きく変える第一歩になります!