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健康マインド(心に残る言葉❗)三島由紀夫「この世のもっとも純粋な喜びは、他人の喜びをみることだ。」

三島由紀夫の言葉としては、少し違和感を感じます。
他にも様々な言葉を遺しています。

「人間はあやまちを犯してはじめて真理を知る。」

「何か、極く小さな、どんなありきたりな希望でもよい。  それがなくては、人は明日のはうへ生き延びることができない。」

「現状維持というのは、つねに醜悪な思想であり、また、現状破壊というのは、つねに飢え渇いた貧しい思想である。」

等々。自決した最期が三島由紀夫の全てではなく、45年間の平岡公威(きみたけ)の周りに平穏な風が吹く事もありました。

早熟な天才は三島由紀夫の仮面を被り成長します❗

女性に出会い、男としての宿命も感じます。

「そもそも男の人生にとって大きな悲劇は、女性というものを誤解することである。」

「感傷といふものが女性的な特質のやうに考へられてゐるのは明らかに誤解である。感傷的といふことは男性的といふことなのだ。」

「軽蔑とは、女の男に対する永遠の批評である。」

「男の嫉妬の本当のギリギリのところは、体面を傷つけられた怒りだと断言してもよろしい。」​

「青年の苦悩は、隠されるときもつとも美しい」

今回取り上げた言葉

「この世のもっとも純粋な喜びは、他人の喜びをみることだ。」

三島が遺した言葉では、最も老成した心境だと感じて心に残ります❗

結論を急がず、あと20年文学的攻略を続けてくれれば、どんな境地に達したか❗

せめて「豊饒の海」完結まで、、、と未練ですよね。

「豊饒の海」4巻


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