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【ジャーナリズム】社会について

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個人的に気になる時事問題、社会問題について考えてみました。
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#キャリア

【ジャーナリズム】現実がネット化した今、秋葉原通り魔事件から考えること。 (秋葉原事件 加藤智大の軌跡/中島岳志を読んで)

今、秋葉原事件について考えると言うこと。 求愛行動としての「ネタ」。 インターネットにアクセスするためのデバイスがパソコンに限られていた頃、現実の世界とネットの世界は「現実/非現実」という風に綺麗に分かれていた。 「現実/ネット」という二分法が成立していたわけである。 しかし、そんな二分法は本来成立し得ないということを、世に知らしめた出来事がある。 2008年に起きた「秋葉原通り魔事件」である。 近年「思いがけず利他」が話題となった中島岳志氏は、2011年に発表した

【ジャーナリズム】人生なんて本来、コントロールできるものではない。「仕事選びのアートとサイエンス」を読んで。

読書仲間からの推薦本。 要は計画的なキャリア形成なんて土台無理な話で、キャリアのほとんどは偶然によって形成されるというのが周さんの主張。 では良い偶然に出会うためにはどうすればいいか?とにかく目の前の仕事を一生懸命やって、日々の暮らしを大事に過ごすしかないよね。という話。 当たり前のことと言えば当たり前のことだし、私も就職するときはそのような思いで社会に身を投げ入れたつもりだったけど、知らぬまに忘れていた。 しかも、会社から求められていたのは「いついつまでにこのような