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【ジャーナリズム】社会について

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個人的に気になる時事問題、社会問題について考えてみました。
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#今年のふり返り

【ジャーナリズム】現実がネット化した今、秋葉原通り魔事件から考えること。 (秋葉原事件 加藤智大の軌跡/中島岳志を読んで)

今、秋葉原事件について考えると言うこと。 求愛行動としての「ネタ」。 インターネットにアクセスするためのデバイスがパソコンに限られていた頃、現実の世界とネットの世界は「現実/非現実」という風に綺麗に分かれていた。 「現実/ネット」という二分法が成立していたわけである。 しかし、そんな二分法は本来成立し得ないということを、世に知らしめた出来事がある。 2008年に起きた「秋葉原通り魔事件」である。 近年「思いがけず利他」が話題となった中島岳志氏は、2011年に発表した

【ジャーナリズム】陽キャ的立ち振る舞いは、一種の自己犠牲なのではないか。

書評家の三宅香帆さんのつぶやきより。 ここから考えられるのは、言ってみれば陽キャ的振るまいも、サバイブするための他人への思いやりなのかもしれない。 私たちアラサー世代が体験したお笑いブームが、その背景にあると思うが。要は、ひな壇芸人的な立ち振る舞いを求められるというのか。 大学のとき、特に学部生のときは、「面白いことを言って(やって)場を和ませることが正義」みたいな雰囲気がそこはかとなくあって、そこから距離を置こうとしたら「だからお前はダメなんだ」と糾弾されて、なんか嫌