見出し画像

ほきくんのリハビリ記録㊿ ~見てみぬふりはⅳ~

今回も
困っている人を見たら、<見ては見ぬふり>ができない
無茶苦茶親切な方々を紹介します。
 
 
 
――――――――――――――――――――――――――――――――――
2年前に仕事を辞めました。
病気のせいで、身体がほとんど動かなくなってしまったからです。
トイレやお風呂に行くのにも介護を必要とします。
 
 
<リハビリだけの生活>の中で、
一人で外出したりで電車の乗降を繰り返したりすることが
いいリハビリになるかもと考えました。



 
 
でもとても不安でした。
「自分一人ではどうすることもできないような場面に遭遇しちゃったらどうしよう・・・」
 
 
 
<リハさん>を何回か経験すると、その不安は吹き飛びました。。
 
 
困っている自分を
<見て見ぬふりせず>手厚くサポートをしてくださる方が
駅にも街にもたくさんいらっしゃることがわかったからです。

「一人で外出しても大丈夫!」
ということがわかり、
それまで以上に、<リハさん>に意欲的に出かけることができるようになりました。
 
 
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――
ところで・・・
 
みなさんは、<点字ブロック>を知っていますよね!?
 
 
<点字ブロック>とは
1cmくらいの凹凸で目の不自由な方の安全をできるだけ確保しようと、
街中に敷かれている、あの黄色いブロックのことです。
大変、大切な福祉用具です。


 
 
 
ですが、一方で・・・
 
 
あのブロックが怖ろしい凶器になることもあるんだということを知ってください。
 
 
 
私は<点字ブロック>に足を引っかけ、何十回も大転倒しました。
その結果、救急車に乗せられて何針もぬうこともありました。
 
何故、大転倒してしまったのか・・・
この後を読んでください。
 
 
――――――――――――――――――――――――――――――――――
2022年2月、まだぎりぎり仕事ができていたころ・・・
 
 
持病の進行が進み、身体はほとんど動かなくなりました。
それでも無理やり「前に進む」ことはなんとかできていました。
 
ただ、足はほとんど上がっていません。
その結果、わずか5mmぐらいの<点字ブロック>の凹凸に足をすくわれて・・・
よく転びました。


 
 
幸い命にかかわるようなことはなかったのですが、
頭やおでこには、
その時の傷あとがたくさんあります。
 
「また転ぶかも・・・」
と<点字ブロック>が目に入っただけで、足がすくんで前に進めない・・・
なんてこともありました                            
 
 
 
――――――――――――――――――――――――――――――――――
<脊髄小脳変性症>には特効薬がありません。
リハビリだけが病気の進行を遅くする可能性があるみたいです。
 
「だったらリハビリをたくさんやれば、その分可能性が高まるかも!?」
 
2022年3月に仕事を辞め、
その翌日から、<リハビリのアベンジャーズ>に教えてもらったリハビリに
熱心に取り組みました。
 
それに加えて
<リハさん>にも取り組むようになりました。
 
 
 
――――――――――――――――――――――――――――――――――
JR総武線「市川駅」で<リハさん>
 
 
駅近くにあるエレベーターに乗りました。
1人の若者がエレベーターを待っています。
 
~エレベーターを使用する際の一場面~ 
1.エレベーターのドアが開き、まず、その男性がエレベーターの中へ入ります。
2.次は私の番。でも歩行器歩行、スピードが驚くほど遅いです。
3.ドアが閉まりそうです。その瞬間!
4.先にエレベーターの中に進んでいたあの男性が、ドアを抑えて私が中に入るのを待っててくれたのです。
 
 
似たような場面が毎回の<リハさん>でおきます。
外や駅は親切な人ばかりです。


 
――――――――――――――――――――――――――――――――――
市川駅での<リハさん>に出会った若者の話の続きです。
閉まりそうなエレベーターのドアをおさえてくれた、その後です。
 
 

【困っている私を見て、<見ぬ振り>はできなかった方々⓻】

 小見出し
 
5.目的の1階に着きそうになった瞬間、男性が私に一言。
6.「ドアが開くと、点字ブロックの段差があります。気を付けてくださいね。」
 
驚く
 
私は<点字ブロック>がどこにあるのかを大体把握しています。
そこに足を引っかけて大怪我を何度もし、それがトラウマになっているからです。
 
 
 
<点字ブロックの位置>を把握している人なんて、私以外一人もいないと思っていました。
 
エレベーターの個室で私に声をかけてくださったあの男性が、
何故、<点字ブロックの位置>を把握していたのかはわかりません。
何故、あんな一言を私にかけてくれたのか想像つきません。
 
 
でも、<点字ブロックの凹凸の恐ろしさ>
を知っている人がいる、ということがわかり、
うれしかったです。
 
 
 
 
――――――――――――――――――――――――――――――――――
◇10月03日のリハさん 「イタリアン・ガーリックトースト ピアンタ」                 
◆利用駅:京成線 日暮里駅 56駅目                             
◆ホーム間隔:A                             
◆ほきログ:AA(食べログ:3.25)
・日暮里駅ビル内。
・種類豊富なイタリアンをカジュアルに楽しめる。
・当日いただいた「秋サケとシイタケの海苔クリームパスタ」はとても美味しかった。それ以上に、パスタと一緒にオーダーした「ガーリックトースト」は絶品。パンはもちもちで、そのパンの中にトマトとモッツァレラチーズが入っていた。
・品数も多く、何度も利用したい。
・値段は少し高い。
・店員さんの対応が素晴らしい。気持ちよく食事できた。


◆店の出入りくち:フラット 
◆WHILLくんでも?:1○ 2○



 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?