ほきくんのリハビリ記録52 ~ゲストティーチャー~
2年前まで、私は23年間、<小学校の先生>をしていました。
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<小学校の先生>の仕事はいろいろあります。
そのうちの1つが<授業>です。
子どもに「学習」の楽しさに気付かせ基礎学力を定着させる。
どんな手立てを打ったら、楽しく<授業>に臨んでくれるだろう?
基礎学力を定着させるためには、<授業中>どんな工夫をすればいいだろう?
考えたり小道具などを準備したりするのは超大変です。
<責任重大>ですが、私は<授業>が大好きでした。
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病気を発症し、進行が進んで、身体がほとんど動かなくなりました。
その結果、仕事がちゃんとできなくなりました。
<重大な責任>を果たせなくなってしまいました。
2022年に<小学校の先生>をやめました。
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大好きな<授業>をまたやりたい!!
そのためにはやらないといけないことがあります。
<リハビリ>を頑張って、身体の状態を少しでも良くしないと。
<リハビリ中>、1つの「依頼」メールの着信音が鳴りました。
●東京都あきる野市立M小学校4年生の担任陣からの依頼。
●子供たちは今、<福祉>についての学習をしている。これまでに様々な活動をしてきた。
ⅰ:車椅子体験などの<疑似体験>
ⅱ:デパートや駅などのバリアフリーについて調べる。
このあとどのように学習をながしていくのか・・・
ⅲ:ゲストティーチャーを招き、これまで調べてみてわからなかったことについて聞いてみる。また、ゲストティーチャーがバリアフリーについて感じていることなどの話を聞く。
ⅳ:「我々の町にこんなバリアフリーがあったらいいな。」ということを、それまでに調べたことなどを元に考える。
ⅴ:自分で調べたことやゲストティーチャーの話を聞いてわかったりしたことをまとめる。
この授業の<ゲストティーチャー>になって欲しい
という依頼を受けました。
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ゲストティーチャーとは・・・自分の特技を活かして、学校などで講師(専門員)として活躍する制度のこと。
私は大学などで、「福祉」について専門的に学んだ訳ではないので、
<ゲストティーチャー>として話をする自信がありません・・・
当然、特技も専門的な肩書等もありません。
私は23年間<小学校の先生>でした。
ですが、ある進行性の難病にかかりました。
進行が進み身体が動かなくなってしまったので、仕事を辞めました。
<ハンデ>がたくさんあるので家に閉じこもらず、
街中に臆せず出ていっています。
だから、感じていることもたくさんあります。
それを子どもたちに伝えるのはものすごく価値があるはずです。
私はこの依頼を受けることにしました。
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<ゲストティーチャー>の私に与えられた時間は20分。
4年生の子どもたちが、わずか20分間ですが、ずっと話を聞けるわけがありません。
そこで私は<20分授業>の内容をこのように考えてみました。
先生1人子供3人
少しでも主体的になってほしいので、私からもいくつか質問しようと考えてます。
打ち合わせはまだですが、私はこんな<質問>を考えています。
それは次号に書きます。
<授業本番>は11月です。
何かご意見有れば、コメントお願いします。
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◇10月24日のリハさん 「粗びきハンバーグカレー タイムISカレー」
◆利用駅:JR総武線 市川駅 58駅目 駅内「シャポー1F」
◆ホーム間隔:C
・電車の乗降には、駅員さんに簡易スロープの設置をお願いした。
◆ほきログ:B(食べログ:3.31)
◆店の出入りくち:フラット 店内も狭くないけど広くもない。
◆WHILLくんでも?:1○ 2○ WHILLくんを使って初めての<りはさん>。