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書道教室に通うことにしたら楽しい

般若心経を美しく書けるようになりたくて。

筆ペンで見よう見まねで般若心経を写経しているうちに、どう筆を運べば同じ線が書けるかがわからなくて動画を見たりする。

小学生のときに行ってた習字教室の記憶が朧げに蘇る。始まりの筆の置き方、ハライの筆の運び方、角度。先生が目の前でやってくれるのを見て真似する。

あのやり方、良かったな。動画を探すより、目の前で見せてもらえる方が楽だったな。


Google先生に聞く。Google mapを開いて、書道教室、と入れれば自宅から近くの書道教室が出てくる。だいたいは、子ども向け。写真を見ると大人向けもやってるかどうか、すぐわかるよね。そして、ご近所に公文書写がたくさんあることを知った。

できれば、平日の午前中。毎週はちょっとしんどいので月2回ぐらいのとこ。電話嫌いなので、メールなどでやり取りできそうなところ。歩き、または電車で通いやすいところ。毛筆ができるとこ、小筆も習えるところ、ホームページがしっかりしてて教室の様子がわかるところが望ましい。あちこち見てるうちに、自分の希望がはっきり見えてくる。


ここしかない、という教室を見つけ、体験を申し込む。人見知りを自認しているけれど、一対一の初対面はさほど苦手でなくて好奇心が旺盛で、新しいことを始められるワクワクが人見知りを凌駕する。とりあえず、行ってみてから考えよう。


私の検索能力の冴えと言ったらない。いいところを選んだわ。体験行ったら、先生は感じがいいし、予想よりも融通が効きそうだし、やりたいことの希望を聞いてくれて、希望者以外に展覧会などの義務はなし、なにより大筆で試しに数枚書かせてもらって目の前で朱色で直してもらいながら説明聞く流れが懐かしく楽しい!

まだ体験も終わらないうちに、もう絶対入会しようと決意する。

直してもらったのをお手本に、もう一度書いて見せに行ったら、あら、器用なんですね、手芸かなにかなさってる?と褒められて有頂天になって帰途につく。褒められて育つ子なんで! もっと褒めて。こんな褒め上手な先生、皆通ってまうでしょ。

これ、私、生涯の趣味になりそう。人生折り返して後半戦、まだまだ楽しく挑戦できることがあって嬉しい。


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