精神疾患をお持ちの方へ
おすすめの本をご紹介させてください
私自身が精神疾患を抱えている身であるためか、最近様々な精神疾患をお持ちの方がフォローしてくださいます。
ありがとうございます。
自己紹介に書いておりますが、我が家は夫婦揃って精神疾患。夫は精神障害者です。
夫は一時期症状がひどく、退院しても家には戻れない(グループホームへ入居)と言われたほどでした。
しかし夫は脅威の回復をみせ、無事我が家へ戻ってきてくれました(^^)
グループホームに入居するような資金はありませんでしたので、どうなる事かと思ったものです。
それはともかく、その夫と今後一緒に暮らす為にと思って私が読んだ本をご紹介します。
なぜかリンクを貼れなかったので、AmazonのページURLをそのまま貼り付けました。不恰好で申し訳ありません。アフィリエイトじゃないからダメなんでしょうか??
著者は突然高次脳機能障害を負ったため、健常者の感覚もわかっている方です。
この本の何が良いかと申しますと、読んでみたらびっくりで私の取り扱い説明書だったのです。
書いてあること全てに当てはまるわけではありませんが、自分でも把握しきれていなかった症状や現象が脳の不具合の為だったのかと色々納得してしまいました。
そしてその症状は疾患名に関わらず、何かしら脳に不具合のある人達の共通の困りごとだということです。
本当はヘルパーさん、介護士さん、医療従事者の方々に知ってもらいたい内容なのですが、私たち当事者が自分を理解し受入れる為にも役に立つかと思います。
何かが出来ない自分を責めてしまうことは私もあります。病気のせいとわかっていても、情け無く思う気持ちは無くなりはしません。
それでも少しだけ受け入れられるようになった気がします。他人の具体的な経験を知る事で、自分だけじゃない。他の人も同じなんだ。という気持ちが大きくなりました。
最近では混乱の末に心が悲痛な叫び声をあげていると、(あー、私今崩壊中だわ)ともう一つの視点から観察してみています。(^_^;)
精神疾患をお持ちの方みなさん、自分だけじゃないとわかっているかとは思いますが、知識として知っているだけでなく実際の他人の体験を知る事で「やっぱりそうなんだ」とより実感できると思います。
とはいえ、うちの夫は「当てはまるのは脳疲労くらい」と言っていました。誰でも共感出来るというわけではないようです。
気になった方は購入されるか、図書館で探してみていただけたらと思います。
借りて読んでみて良かったら買うというのも有りです。しつこいですがアフィリエイト契約はしていませんので、気兼ねなくお近くの書店かオンラインストアでお求めください(^^)