Photo by usausan 読書日記『刀伊の入寇』(関幸彦、中公新書) 9 弥生 2024年4月6日 12:32 サブタイトルが「平安時代、最大の対外危機」。ちょうど藤原道長の時代です。対馬・壱岐、北九州沿岸が、海賊化した女真族(刀伊)によって襲撃された……という事件。刀伊の入寇そのものの経過はもちろん、武家政権以前の当時の軍制がどうであったのか、中世への移行も視野に含めて記述。「新書だしそんなに分厚くないからすぐ読めるかな?」と思ったけど、読み応えありました~。『王朝貴族と外交』を読んだときも思ったんだけど、この時代の貴族たちの持つ近隣国への複雑な感情は、色々と示唆に富むなあ。 ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する この記事が参加している募集 #読書感想文 223,884件 #読書感想文 #歴史 #平安時代 #刀伊の入寇 9