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【R3.5.24】町の社会福祉士さん達と住職さんが目指すもの

先日、いつでもどうぞ | Facebookという一般社団法人を運営する社会福祉士の友人がオンライン座談会を開催してました。

「地域の人で繋がって、出来る出来ないではなく、どうすれば出来るのかを考えましょう」 

というものです。 テーマはよく分からないけど、その考え方に共感して私は飛び入り参加!

蓋を開けてみれば、普段はまったく接点のない専門家からの話が聴けて、とても勉強になりました。

福祉分野の専門家の方々と住職2人という参加者でした。10数人程度でしたが県西各地(二宮町、秦野市、大磯町、中井町、開成町、小田原市)と町田市から参加していました。

専門家たちは、毎日毎日、支援が必要な高齢者達と接しています。

コロナワクチン接種予約に関しては、まず案内チラシから分かりにくいから読まれなくてポイ。 もしくは、なにかのクーポンだと思ってバッグに仕舞いこむ という人々の顔が浮かんだそうです。

お元気な65歳になったばかりの人と、90歳以上の超高齢の人々が同じスタートラインに立たされていることを指摘されていました。

後者の方がワクチン予約をする場合、ネットより電話の方が圧倒的多数なのはもちろんです。

案内チラシが理解できたとしても・・・筋力の弱った手で震えながら繋がりにくい電話をし続ける負担、電話で通じるような声を張り上げる負担、耳が遠いのに電話しかない不便さと、それらから受ける不安や不満・・・と、お年寄りに寄り添った視点で心配されていました。

・・・ ご家族やご近所の人が、「じいちゃんがワクチン受けたいなら、予約を代わりにインターネットで取ってやろう」と動いたら5分で済むことかもしれません。 

オンライン座談会に参加された大磯町東光院の住職さんは、そのような持ちつ持たれつの人間関係再構築を実践されています。 困っている人が安心して助けを求める家族のような存在であり続ける覚悟のようです。 そのための一環で、寺を改装して交流のための部屋やのんびりと出来る居場所になる図書室を備えているのだとか!

看取りに通じる個々の生き方を「包括」して見守っている存在に安心感を得るご近所さんは多いことでしょう・・・。

他の社会福祉士さんたちもまた、現代の多様な家族像から、血縁に限らない「家族的な」小さな集合体の可能性を意識されているようでした。 

これは、時代の先端なのでしょうか。 昔の貧しい日本のイメージも割とそうなのですが。 

いったん、立ち返るということなのか? 多くが昔→現代でかわってしまったけど、変わるべきものではなかった部分なのか。 他が変わっても、そこは残せるものなのか?  自治会と被ります。

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