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#9 アタッチメント形成不全とこどもの育ちの精神医学

産後うつ病の発症頻度は10-15%と言われています。数か月で軽快することもあれば、数年に渡って続くこともあります。こういった環境下での育児は、子どもとの健全な愛着形成(アタッチメント)を阻害してしまい、生まれつきの発達障害の児の特性を悪化させることもあります。一方では特性のある児の子育ては非常に負荷のかかるものであり、母親から子どもへのまなざし(ボンディング)が歪んでしまい、それがさらに特性を悪化させるという構造もあります。こういった状況の中で、母親に対してもどのようなアプローチが必要になるかの話です。


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