【長崎】学んで食べて温泉な修学旅行(一人旅)①~平和公園とトルコライス~
こんにちは。
今年初の一人旅は、2泊3日で長崎へ。
一日目は長崎市内
二日目は雲仙と小浜温泉
三日目は島原
はじめての長崎なので、有名スポットを観光。
題名にもある通り、修学旅行みたいな旅になりました。いい旅だったので記録します。
【出発】
ソラシドエアで羽田空港から長崎空港まで。
7:15発なので朝はなかなか早めですね。しっかり眠いです。おはよう。
長崎までは約2時間。
乗っている間は寝たり本読んだり。
隣の席の若い男性二人組が、到着までの間ずっと途切れることのないマシンガントークをしていたので、それをラジオ感覚で聴いていました。大しておもしろい話ではなかったです。ただ、彼らを見て、友人と旅行に行くのも楽しそうだなと思いました。
9:15長崎空港到着。
写真はリムジンバスから撮ったもの。
当初の計画では、とりま長崎駅まで向かうつもりでしたが、途中、平和公園に停車するみたいなので、先にそちらへ行くことにしました。
【平和公園】
旅のはじめにこういった厳粛な場所へ行くのは、気持ち的にどうだろうと思いましたが、大人の修学旅行だと思えば大丈夫。
平和公園の有名な像です。
実物けっこう大きくて、迫力がありました。
「え、こんなに大きかったんだ」という感じ。
このポーズを真似て写真を撮ってる人がけっこういた。右手は原爆の脅威、左手は平和を表しているそうです。
本当の修学旅行だと、この像の前でクラスの集合写真を撮るんだろうな〜。私は写真になると実際よりも6割増しでブスになるので、写真を撮られるのは好きではありません。
平和公園のうらに「天主堂が見える丘」があって、そこから撮った写真。浦上天主堂です。
長崎には歴史的にキリスト教と関わりが深い地域なので、街なかには教会がたくさんあります。
ショッキングな手記の内容が石碑に刻まれています。当時、水は大変貴重だったため、被爆者のためにこうした噴水が設置されています。
平和公園のところにある防空壕。
ここら辺は爆心地から激近なので、ほとんどの人が即死しているのですが、防空壕のなかでかろうじて生き残った人もいるそうです。ただ、その人たちも火傷や放射線の影響で死んでしまいました。
この広場が原子爆弾落下中心地。
終戦から100年も経っていないのに、ここまで街が発展して木々が芽吹いたのすごいですよね。東京とかもそう。空襲とかで焼け野原状態だったのに、今ではあんなに建物まみれ。圧倒的ビル群。私のような田舎者は、今でも丸の内や新宿などの大都会に行くと建物の大きさにビビります。
原爆資料館に行く途中にあったオブジェ。
分かりにくいですが、けっこう怖いです。
母を求める子どもたちの顔がいくつも浮かんでいて、その表情がまあ怖い。悲惨さが十分伝わってきます。
原爆資料館。大人200円です。
平和公園もでしたが、土曜の昼前なのにメッチャ空いてる。みんなそんなに来ないのかな。
熱風で歪んだ建物の鉄骨だったり、溶けた瓶、炭になった弁当箱、被爆の時刻でとまった時計…。色んな資料が展示されています。映像や写真もあって、それがけっこうインパクト強めのものもあるので、精神的にきます。
原子爆弾のファットマン。白色とかだと思っていましたが、黄色だったんですね。ロックマンのイエローデビルと同じ色味。
4トン積みトラック約5200台分のダイナマイトが一度に爆発するくらいの爆発力らしい。規格外すぎてちょっと想像つきにくいですが、とにかくヤバいってことは伝わりました。
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全体的に空いてたからゆっくりと時間をかけて見ることができました。でも、ここまで空いているとは思わなかった。土曜日なのに。。。まあたしかに、何度も行く場所ではない(気分的に)。でも、一度は行くべきだと思う。とても胸が締め付けられる感覚に襲われる。手記の抜粋とか、被爆者の証言とか、やるせない気持ちになって、考えさせられました。
観光気分で行くと気分が沈むので、行く前に少しでも気持ちを作っていったほうがいいかな。勉強しに行くぞ!学びに行くぞ!みたいな意気込みで。
【トルコライス食べる】
路面電車に乗って長崎市街地へ。
お昼の時間なので、ご飯を食べに行きましょう。
というか、路面電車が通勤電車並みに恐ろしく混んでいました。半分外国人。インバウンドすごい。
観光通という停車駅で下車し、そこから徒歩3分くらいの「レストランメイジヤ」へ。
ここでトルコライスを食べます。
トルコライスって知ってますか?私は今回はじめて知りました。長崎のご当地グルメらしいです。
12時過ぎに着きましたが席は余裕で空いてました。
圧倒的B級グルメ感(褒めてる)。味は想像の通りで、それ以上でもそれ以下でもありません。美味しいです。トンカツ、ナポリタン、ピラフ、ハンバーグがのっています。そりゃ美味しくないわけない。
なかなかにボリューミーだった。とくにピラフがカレー風味で美味しかったです。
時間があれば色んなお店のトルコライスを食べ比べしてみるのもいいかも。
【新地中華街】
お腹が膨れたので歩きます。
街中に提灯がたくさん飾られていて、なんだろう?と思っていたのですが、ランタンフェスティバルが開催されるからなんですね。納得しました。
圧倒的中華。
というのも、ここは新地中華街。
鎖国中の江戸時代、オランダと中国とは貿易していました。その名残りで、オランダ人の住む出島、中国人の住む長崎新地中華街が生まれたそうです。
といっても、中華街になるまでの経緯は色々あって、積み荷の倉庫が火事になってしまったりとかなんとか。
ただ、横浜の中華街よりもはるかに規模は小さいですね。
お腹はいっぱいでしたが、せっかくなので食べ歩きします。こちらはハトシというおやつ。食パンの間にエビのすり身を挟んだ揚げ物です。
まじで聞いたことがない食べ物。これも長崎のご当地グルメなのかな。はじめて食べました。エビの風味が強くておいしかったです。
次はグラバー園に向かいます。
次↓