低学年こそ大事!
小学校の先生で、2児の父、雄剛です、
卒業式も終わり、一気に気持ちは新年度へ。職員室でも、「次の学年はどこだろう?」「あの先生が6年生かな?」という話題で持ちきりです。
校内人事って難しい…
同じ学年の先生と人事の予想をしてみました。「あの先生にクラスはうまくいっているから持ち上がりで…」「ここのクラスは大変だから力のある先生を…」「このクラスには有名な◯◯さんがいるから、そこをうまくもっていけるにはあの先生しかいない…」と埋めていきます。
そうすると、ある程度までは埋まっていくのですが、途中でピタッと止まってしまいます。「ここにも力のある先生をもってこないと厳しいけど、他のクラスに入れてしまったし…」「そうなると、やっぱりこっちに持ってきて…。でも、そうするとこっちが厳しいし…」「初任の子はここにしか置けないけど、でも…」
どうやってもどこかを立てれば、どこかに歪みができてしまう…でも、人は限られている…そんな時は、
私なら、低学年の大変なところを最優先!
ベテランの先生の中には、高学年は大変だから低学年しかもてません…という方がいます。でも、低学年ってものすごく重要ですよね。
・比較的指導が入りやすい
高学年になるほど、低学年から続いた習慣を変えるのは難しい。きちんとした習慣を身に付けさせるには低学年が最適!
・低学年はこれから長く学校生活を続けていく
6年生は大変でも1年で卒業していきますが、大変な1年生はそこから6年間学校の不安要素になります…
目先の1年を見るのではなく、長い学校の将来を見据えたら、低学年の重要性は非常に高いと思います。
今は、学級崩壊も高学年ではなく、低学年や中学年で増えていますよね。
皆さんがもし校長なら…何を優先して校内人事をしますか?