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6年間の思い出を振り返ってみると…

小学校の先生で、2児の父、雄剛です。

先日、国語で6年間の思い出を振り返って詩や俳句、短歌などに表す単元を実施しました。それに辺り6年間の思い出を出し合ってみると、修学旅行、運動会、学習発表会…といろいろ出てきます。

そんな大行事と並ぶ印象に残った出来事とは…

もう予想がつきますよね。そう「新型コロナウィルス」です。今の6年生は、2年生の終わりから臨時休校に入りました。そこから3年、4年、5年とたくさんの制限の中過ごしてきました。行事も大きく縮小されました。

その彼らの思い出は、
「今はなくなってしまったけれど、PTA主催のお祭りが楽しかった…。2年生のコロナ前まではあったのに。」
「コロナで学級閉鎖した時に、みんなでMeetをつないでお昼ご飯を食べたのが一番の思い出です!」

6年生こそ、制限が大きく緩和され、全ての行事を100%の力で駆け抜けてきましたが、小学校生活の半分以上を制限されて過ごしてきた子どもたち…。これが6年間の思い出なんて寂しすぎる…と思ってしまいました。

新型コロナウイルスの子どもたちの成長に与える影響は…?

目に見えるものでいうと、まず音楽は厳しいです。リコーダー、合唱はやってきていないので、それを取り戻して上げていくには時間がかかりそう。運動も、制限が多かったせいか例年よりも動けない印象。

精神的にはどうでしょうか?マスクをつけていると表情が読み取れない…というのはあったのでしょうが、外してしまえばそこまで問題ないように思います。ただ、マスクを外せない子は何か抱えているかもしれず注意が必要かな思うのと同時に、個人主義的な感覚が強くなったように感じます。

何にせよ子どもたちの生活と成長に大きな大きな影響を与えた新型コロナウイルス。こんな悲しいことが二度と起こらないことを祈らずにはいられません。

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