
懇談に残ってくれる人が少ない…
小学校の先生で、2児の父、雄剛です。
先日、娘の授業参観と学年懇談に参加しました。学年の懇談ではあったものの、娘のクラスの保護者は授業が終わった瞬間にゾロゾロ帰り、隣のクラスの保護者は比較的懇談まで参加している…。この傾向はこれまでの学級懇談でも同様でした。今回は、この違いはなんだろうと分析してみたいと思います。なぜかというと、なにをかくそう私のクラスも懇談まで残ってくれる方が少ないからです!
①見た目と人柄
これを言ってしまったら元も子もない…という感じがしますが、正直この部分は大きいですよね。娘の隣のクラスの先生は40代の男性ですが、お洒落でおしゃべり上手。笑いをうまく誘って進行していきます。ちなみに私の隣のクラスも懇談参加者が多いですが、若手でイケメン、年上に可愛がられるタイプです。私は…どちらかというといかついイメージで、そこまで表情にいろいろ出さないから近寄りがたいかも…。
②懇談内容
娘の隣の先生は、あまり話す内容はかっちり決めず、相手の反応を見ながら冗談を入れつつ、ここというところで声のトーンを落として伝える。同業の立場で聞いても経験をもとに、しっかりとした子どもたちの見方、そして導く方向性をもっていることが伝わってきて、信頼できる。一方私は…。資料も用意してガチガチに準備します。スライドショーで様子を伝えたり、楽しい話を挟んだり。もしかしたら準備し過ぎて相手の反応を見れていないのかも。
③子どもの満足度
子どもの満足度が高いと必然的に保護者の信頼度は高くなります。娘の隣の先生は、おしゃべり上手で、しっかり締めるところは締める!子どもの満足度は高い。私は、どちらかというと子どもたちを見守るタイプで、積極的に笑わせにいく感じではないので、満足度は低め?
④保護者対応の満足度
じっくり話を聞く。何かあればすぐ報告して、こまめに情報共有する。私は、これがあまりできていないかも。
⑤授業力、学級経営力
授業がわかりやすいか。学級経営しっかりしていて、学ぶ環境を作れているか。これも信頼に繋がりますね。
⑥クラスのメンバー構成
そもそも学校に協力的な方が多いか、協力的でも働いている率が高いか、協力的でない方が多いか。
ん~、いろいろ考えてみましたが、私の結論としては、保護者の信頼度が一番大きく影響しているのではないかと分析しました。子どもにはどちらかというと厳しいイメージが強く、トラブルはあまりないけれど、保護者とのこまめなコミュニケーションをとっていないことが原因かもしれません。
最後に、学校関係者ではない妻に聞いてみました。答えは…
「それは先生がイケメンかどうかだよ。イケメンかそうでないかで全然違うに決まってるじゃん!」…
…あまり人数にこだわるのではなく、他人と比較しないで自分にできることを、誠実にやっていこうと思います。
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