【継承】大人の教養
先日母に誘われ、京都の南座で行われている
『三月花形歌舞伎』を鑑賞してきた。
私は今まで【歌舞伎】は、少し敷居の高い大人の遊びと捉えていたけれど…
48歳…『十分大人じゃん!』
と我に返り母のお言葉に甘えお供させてもらった。
しかし、到着後見渡す世界は、私が館内一のお若いお嬢さんだった。
まず、チケットを提示し入館後すぐに入口売店で
販売されている
【なだ万】のお弁当とお茶を購入。
上演される演目にちなんだお弁当が3種類ほど販売されるので
母曰く,『これもお楽しみの1つ♪』
幕間に座席で頂くのが母の定番おすすめコースなんだそうだ。
上演開始
開始後、花道から中村壱太郎さん扮する遊女小春が登場し
挨拶と本日の演目説明・見所
そして1分ほどだがスマホ撮影会が設けられた。
かなり軽いトーンの開始に驚いたけれど、
ものの数分で歌舞伎初鑑賞の私でさえも虜にする
プロ魂に感服した。
私は、使用しなかったけれど、
入口ではイヤホンガイドの貸し出しもあり
演目の内容をより理解しやすいようなサービスも
あるそうだ。
演目
私が鑑賞した演目は
近松門左衛門の作品『心中天網島』を素材にした
上方和事の代表作『河庄』。
大阪天満宮を舞台に尾上右近さんが演じる治兵衛が妻子のある身でありながら遊女小春と深い中になり心中の約束をする・・くだりから始まる。
『えっっ!泥臭い?!クソ男の話?!』
なーんて民放月9で放送したら炎上しそうな
テーマだけれど
歌舞伎マジック!!
観ていても不思議なほど誰も傷つけない、
愛ある物語となっていた。
尾上右近さんの兄役、中村隼人さんとの掛け合いも
絶妙でおば様たちの心を鷲掴みにしていた。
私も、しっかり心奪われてきました💛
終演後
これまた母おすすめ
『鍵善良房(かぎぜんよしふさ)』さんで葛切りを堪能し
『はれま』さんでちりめん山椒をお土産に持たせてくれた。
今回は・・・『京都で大人デビューしてきました』の巻☆彡
これから良い季節🌸京都散策のご参考になれば幸いです。
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